妖魔と下僕の契約条件(1)(2)(3)(4)/椹野 道流 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2021/4/23~2022/11/22
文庫:256ページ
ISBN-13:978-4041110553
ISBN-13:978-4041110669
ISBN-13:978-4041119709
ISBN-13:978-4041130216

大学受験に失敗し二浪が確定の上、バイトはクビ。
さらにひき逃げに遭い瀕死の重傷。
死を覚悟したとき、自分のために働き「餌」となれば
生かしてやるとの契約を受け入れ、骨董店を営む「妖魔」の
司野と暮らすことになり……。
ドキドキ満載の傑作ファンタジー。
「妖僕シリーズ」、新たな装いで角川文庫化!
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初めましての作家さん
骨董と妖魔に惹かれて、まとめて購入。
あぁ・・・やってしまった。
シリーズが続いているってことは、人気なんでしょうが
あからさまではないですけど、BL風味満載でした_| ̄|○

なんとなく関係的な方向性が透けて見えて萎えました。
BL描写入れる必要あったのかなぁ??(-。-;)

(1)司野は平安時代から生きる強力な妖魔だが、
陰陽師の辰巳辰冬(たつみときふゆ)に呪を施され、
紆余曲折あって人間として暮らすようになった。
食事と予備校付の夢のような生活??

(2)店の商品には付喪神が宿っており、相性のいい客には
幸運をもたらすという。
そこに厄介な客が飛び込んできて・・・?

(3)ロンドンからの訪問者に、彼のボスが所有する
幽霊ハウスの「憑きもの落とし」を頼まれて……。

(4)ある目的のために神戸に向かう事になり、
有馬温泉、そして京都にも足を延ばすことに。
司野ゆかりの地で出会う人々、そして再燃する
因縁の「禍(わざわい)」とは!?


妖魔を式にした、平安時代の陰陽師や、封印が破れて
人間として生活した時に、一緒に暮らしていた
ご夫婦が、いかにステキな人なのかってことは
読んでいて心地よかったです。
店に置かれている骨董には付喪神が宿り、下手に
触れない事と、料理の話が多かったかなぁ

何が残念って、あくまでも好みの問題なのですが
文章が無理だったぁ~
情景描写は物足りないし、心理描写は逆に
わざとらしいくらいに遠回しに書かれている
鈍感を表現したいのか、じれったさを表現したいのか
とくかくイラっとしました。

好きな人には、本当にすみません。
まだ続いているようですが、もういいです。