化学探偵Mr.キュリー(8)/喜多喜久 | mokkoの現実逃避ブログ

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理学部の排水から検出された覚醒剤。
大学内で撮影された爆破動画。
そして研究室で体調を崩す学生、その意外な原因を、
Mr.キュリーこと沖野と彼のライバル・氷上が探る、
大人気シリーズ第八弾。
人気声優:興津和幸さん&白井悠介さんの朗読で大好評の
スピンオフ「池のほとりに立つ彼女」も収録!
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シリーズ第八弾。

持ち込まれた相談事を特異な好奇心で事件に発展させて?
理学部化学科の沖野春彦准教授を巻き込んで解決する
という日常系ミステリ。

第一話 化学探偵と棄てられた覚醒剤
     分析技術研究所の国島から舞衣に連絡が入った。
     四宮大学の排水に覚醒剤と思われる成分が検出?

第二話 化学探偵と禁断の果実
     四宮大学では小学生を招き、見学会を開催しているが
     沖野の授業で生徒が一人倒れた。その原因とは?

第三話 化学探偵と爆発動画の怪
     動画投稿サイトに爆弾を爆発させる動画がアップされ
     撮影場所が四宮大学ではないかと警察から電話が?

第四話 化学探偵と心の枷
     実験が忙し過ぎてデートの時間が作れないと相談を
     受けた舞衣だが、予想外の方向に動き出して?

第五話 池のほとりに立つ彼女
    -2003年のMr.キュリー
     大学の小さな池にたたずむ女性を何度か見かけたと
     沖野に伝えた信希だが、池には不審な噂があった?


今回のツボ

「学生さんを信じているからですか?」
「ああ、そうだ。信用しているのは理性ではなく知性だ。」

自分たちが何をやっているのかを、何も知らない人間に
正しく伝える。それは科学者に要求されている役割の一つ。

「好奇心とおせっかいの権化である君が、事態を解決に
 導こうとしないわけはない」
「先生の一言で『やる気スイッチ』がオンになっちゃいました」
「なんてこった」(●≧艸≦)

夾竹桃(キョウチクトウ)
街路樹に使われるくらいありふれた植物ですが
狭心配糖体(キョウシンハイトウタイ)と呼ばれる物質を何種類も含み
心臓に対する強い毒性がある。

行楽シーズンとかに夾竹桃による食中毒のニュースが
時々テレビで報じられている。
街路樹の花は赤とか濃いピンクで、山に自生してるのは白と
覚えてました。


夾竹桃の枝を菜ばし代わりに使って食中毒になるらしい。
気を付けましょうねぇ