ページ:240ページ
発売日:2017/10/25
百崎日向には幼少期の記憶がほとんどない。
覚えているのは夕陽に照らされる雪景色だけだった。
結婚が決まり、腹裂きの都市伝説が残る、故郷の
竹之山温泉に向かう電車の中で日向は気を失う。
目覚めるとそこは異世界の竹之山駅だった。
女性の死体、襲いかかる黒い影、繰り返される残酷な悪夢。
失った記憶を取り戻したとき、真の恐怖が日向を襲う―。
戦慄のノンストップホラー。
第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作。
---------------------------
初めましての作家さん
Mirokuさんさんに頂いた本です。
「ハラサキ」という都市伝説ホラーかと思ったら、
主人公のみが標的のピンポイントで異界から脱出する話?
主人公の日向には幼い頃の記憶が抜け落ちている。
それが少しずつ明らかになっていくのはいいんだけど、
親友だという沙耶子との再会から会話が噛み合わない?
まぁ~何かあると思っていたら、やっぱりって感じに。
ただね・・・明らかになる記憶が最悪。
日向の身勝手さに嫌悪感バリバリ!
自分の行動に言い訳ばかりして逃げ回る。
これ、本当に最悪。こんな友達いらない。
主人公に感情移入できないって最悪ですよねぇ。
日向の婚約者の正樹とのことも説明がないので
同情すらできなかったけど、哀れだなぁ~と・・・
正樹がね(^◇^;)
ありがちな流れで終わるかと思ったら、
そうじゃなかったのはいいとしても、読後感最悪。
で、その都市伝説は終わるんですかねぇ~
一応、思いは遂げた感じだったし・・・
ループはいやだなぁ~
いや・・・
日向を交えて完全に閉ざされちゃうのかなぁ~
終わらない悪夢ってやつですか?
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
ハラサキって、腹裂きかと思っていたんだけど
これって、名前の略ですよね?キムタク的な・・・
とりあえず、惜しいというか、微妙というか
それでもサラっと読めてしまいました(^◇^;)