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僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)
605円
Amazon |
文 庫:256ページ
発売日:2015/12/17
夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、
最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。
最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。
―一見、接点のないように見える二人の少年の独白は、
思いがけない点で結びつく…!!
すべての始まりは、廃遊園地にただよう、幼女の霊の噂…?
誰も想像しない驚愕のラストへ。
二度読み必至、新感覚ミステリー!!
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初めましての作家さん。
「誰も想像しない驚愕のラスト」「三浦しをん絶賛!」
「二度読み必至」という帯の文言に踊らされました。
期待度大で読んだのに、驚愕はしなかった。
ってことで、本の帯や背表紙を無視して読む事をお勧めします。
ミステリーツアーに代理参加した「俺」が
どこかの山奥の洋館に連れてこられ、猟奇的な殺人事件が起こる。
結構グロイ描写があります。
まさかのスケキヨ・・・スケキヨ?!
さすがにここは二度見ならぬ二度読みしました。
あのスケキヨでした。うわぁ~・・・(゚◇゚;)
ラストに大どんでん返しがあるんじゃないかと期待したけど
途中で丁寧に説明があったから、逆に驚きは不要でした。
一応ミステリなので、詳しい事は書けないけれど
色々と謎が残っていて、モヤモヤする。
結局、秋津は何をしたんだ?レイの記憶喪失は?
( ̄へ ̄|||) ウーム
更に、3篇に分かれているのかとおもいきや、
表題作と「aさん」「春の遺書」は別の作品。
3本の短編集でした。
自分でトリックを作ってしまった(^◇^;)
繰り返しますが
本の帯や背表紙を無視して読む事をお勧めします。
「やられたぁ~!」って言葉を期待してはいけません。
他の2作品は、ホラー系でしょう。
春の遺書は切なかったです。