”月の影影の海上下/小野不由美” | mokkoの現実逃避ブログ

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先月は十二国記に嵌り過ぎて、「白銀の墟 玄の月」に

近いところから読み直していたのだけれど

やはり最初は抑えておこう思ったまでは良かったが

誰かに貸したような気がする。そして戻ってない。

でも、すぐに読みたいってことで、仕事帰りに買っちゃった(^◇^;)

やはり新刊が出たばかりだから、全部が出揃っておりました。

もちろん新潮社版です。

 

最初は辛い。とにかく辛い。

理不尽で苦しくて、いつ終わるとも知れない思いに

打ちのめされ続ける。

小野主上のファンはこうやって耐え忍ぶことを覚え、

少しずつM化していくのです。

そして楽俊が登場して、耐え続けたご褒美がやっとやって来る。

それからの怒涛の展開!

考えて考えて学んで考えて。 

自らの弱さに正面から向き合うことで 「生きる」という意味を考える。 

本当にこのシリーズは、リアルで直面するであろう 大切な事を

ファンタジーと言う世界を通して 深く掘り下げてくれる。 

本当にシリーズ全てが大好きです!