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ラストオーダー ~そのバーには、なくした想い出が訪れる~ (集英社オレンジ文庫)
605円
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ページ: 272P
発売日: 2015/12/17
東京郊外、とある駅前にある「ツギハギ横丁」。
戦後闇市の面影を残す一角に、バー「間」はひっそり佇んでいた。
店主の波佐間とアルバイトの由比が営むその店には、
毎週水曜午前一時に「特別な客」が訪れる。
生者と死者が交差するこの店で、死者たちは
伝えられなかった想いをグラスに紡ぐのだ。
そんな日々の中、波佐間もまた伝えられない想いを
胸に秘めていて…。
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初めましての作家さん。
なんとなく内容を想像できる感じ。
あらすじからして、生者と死者が交差するこの店を書かれている。
なのに何で購入した?
( ̄へ ̄|||) ウーム
初っ端の3ページ程の出来事で、嫌な予感がしていた。
でも、カバーイラストからすると、メインキャラっぽい。
ント・・σ( ・´_`・ )。oO
内容的には、想像とは少しだけ違っていました。(^◇^;)
まず、バー「間(はざま)」は、波佐間の祖父から受け継いだ。
波佐間と同じで口数が少ない人だった。
そして、住み込みでバイトしているのが、波佐間と
幼稚園の頃からの腐れ縁の由比(ゆい)。
これが波佐間と真逆で口が滑らか。
更に二人とも美形らしい。(○ ̄m ̄)
日中は、気紛れにランチをやったりしているが
駅前にあるツギハギ横丁の中にはあるものの
ちょっとわかり難い場所にあるから、賑わってはいない。
更に、カラスのカロンがクチバシでつついた人の関係者が
特別なお客様だったりする。
料理を作るのは由比の仕事。買物は波佐間がやっているが
時々的外れなものを買って来て由比を困らせる。
そして、雨の日は元気な由比。
読み進めるにつれ、嫌な予感が大きくなる。
これは、嫌いなパターンか?と変にドキドキする。
こういう話もあるんだなぁ~
ちょっと安心(´。`;)ホッ
祖父が教えてくれたウイスキーの語源
その酒は、命の水という名前
その酔いが醒めませんように・・・