ゴーストケース 心霊科学捜査官/柴田 勝家 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2017年01月
頁 数:304P

地下アイドル・奏歌のCDが誘発する、ファンの連続自殺事件。
CDの呪いの科学的解明に挑むのは、陰陽師にして

心霊科学捜査官の御陵清太郎と警視庁捜査零課の刑事

音名井高潔のバディ。
奏歌は自殺したアイドルに祟られているという。
事件の鍵となる、人間が死後に発する精神毒素“怨素”を追って、
地下アイドルの光と影に直面した御陵と音名井が導き出す
「呪いの構造」とは?
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初めましての作家さん

 ↓クリックレビュー

Mirokuさんに頂いた本です。

 

幽霊が科学的に解明されている世界。
霊子科学(リョウシカガク)が発達して、高校くらいなら知っている事。
心霊科学捜査研究所(略して霊捜研)の心霊科学捜査官っていうのが
新しい(mokkoは初めて)。しかも陰陽師!

そんな世界だから警視庁には死後犯罪撲滅キャンペーンとか
幽霊との遺産相続問題とか、防霊スプレーとか漢方とか
幽霊が商業利用されている。
≧(´▽`)≦アハハハハハ
霊感商法は怪しいけれど、これは面白い!

地下アイドル・奏歌のCDに声が紛れ込んでいる。
そんな噂が広がり、それを聞いた人の何人かが自殺した。
人間が死後に発する精神毒素“怨素”にも型があるらしく
自殺者の遺品から検出された怨素を追う事に。

一風変わった捜査の結果、浮き上がって来たのは
あまりにも切ないアイドルの真実
まぁ感動まではいかないまでも、楽しめました。
心霊科学研究所ってできないかなぁ~
別の意味でワクワクしましたよ(^◇^;)