千早あやかし派遣會社/長尾 彩子 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2015年12月
頁 数:256P

大学教授の父が研究にお金を費やしてしまうため、超弩級の
貧乏暮らしをしている大学生の由莉。
ある日、「時給二千円、飲食店でもないのにまかないつき」という
好待遇のバイトの求人を見つけ、喜んで面接に向かう。
辿り着いたのは和洋折衷の大豪邸。
千早紫季という名の美しい青年社長に出迎えられる…
が、この「千早人材派遣會社」、どうも様子がおかしくて―!?
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初めましての作家さん。
なんというか・・・ミスりました。

父親が大学教授やってる家は金持ちというのは誤りだと
初めて知りました(^◇^;)
それはいいとして、生活の大変さを描きたいのはわかるけど、
面接に行くまでが長いというか、久しぶりにイラっとした。

で、面接に行ったのが「大豪邸」と活字で書かれているけれど
大豪邸っぷりがわからない。
広くて派手な昔風の和室にテーブルと椅子を置いて洋風に?
使っているらしい。
で、メインキャラの由莉は視えるタイプらしく、面接時に
いきなり小さい妖が登場したのに動じない。

まぁ~そこを気に入られて採用になるのだが、社長の千早が
性格悪そうなところを描きたいんだろうけど描けてない。
っていうか、わざとらしい。
悪くみせようとして、実は優しい風を出したいんだろうけど
あざといとしか思えない。

日中は普通の派遣会社で夜になると妖専門の派遣会社になる。
妖は人間の中に普通に紛れ込んで生活しているらしく
妖がトラブルを起こさずに生活が出来るようにサポートするため
起こした派遣会社らしい。

なんか、かなり遠いところで薬屋探偵みたいだ。
社長の千早の目が、まるで秋みたいなんだもの・・・(-。-;)

それを考えたら、もうダメよ(^◇^;)
ドタバタコメディを狙ってるような事件もありぃ~の
キュンとさせようとしてる話もありぃ~の
事件もありえない!動機が軽すぎる。


とりあえず、最後まで読みましたが、きっと文章が合わない。
ものすごく評価が高かったからチョイスしたけど、よくみたら
レビューが少なかった(○ ̄m ̄)
好きな人には申し訳ないのですが、ダメでした。
妖ものを読むには、チョイスに気を付けなければいけない!