9S/葉山透 | mokkoの現実逃避ブログ

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現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ


ページ数:371P
発売日:2003年09月

かつて「狂気の天才」と呼ばれた一人の科学者がいた。
彼が残した驚異の発明は「遺産」と呼ばれ、それを求める
国家や組織は、今でも後を絶たない―。
そして現在。海上に浮かぶ循環環境施設スフィアラボが、施設内の
「遺産」を狙った武装集団により占拠される。
制圧には困難が予想される中、切り札として召集されたのは
拘束具に身を戒められた奇妙な少女だった!
「遺産」を熟知する天才的な頭脳に、誰もが心奪われる美貌。
その正体とは一体…。
ついに解き放たれた謎の少女と兇暴なテロリストの
壮絶な闘いが今、始まる!
電撃が贈る鮮烈なハードアクション。
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二度目ましての作家さん。
初めましての時は『0能者ミナト』シリーズにドハマりして
一気に読んでしまったんですが、本作はSFということで

やはり躊躇していたんですが、Mirokuさんさんに頂いたので

喜んで読ませていただきましたぁ~
っていうか、これもシリーズだったんですねぇ~

「狂気の天才」と呼ばれた一人の科学者が残した
「遺産」と呼ばれる発明は、世界中から狙われている。
その遺産の1つである海に浮かぶ循環環境施設スフィアラボが
武装集団により占拠されてしまう。

間一髪逃げ出した主人公の闘真。
一見、優男風であるけれど、実は超人的闘争能力を秘めた
禍神の血を受け継いでいて、その血が発動すれば、殺戮衝動で
大惨事は免れない。

闘真は警察経由で、遺産管理組織に送られるのだが
その地下には、天才科学者が残した最高傑作の娘が拘束されていた。

スフィアラボを奪取するべく、その娘達が乗り込むことになるのだが
闘真も、こっそりと潜入に成功していた。
中で待ち受けるテロリスト達は、一筋縄ではいかない連中ばかりで、
彼らが使う武器も、遺産のうちの一つだった。

潜入してからの怒涛の攻防が続く続く
しかも余計な説明はないのに、きっとこんな感じってのが
想像できちゃうんだなぁ~
こんなザックリでいいのか?
いいんです!

やはりオーバーテクノロジー込みのSFは
余計な説明されると冷めるんですよ。
基本、苦手だから。
しかし、これは勢いで読ませちゃうんだなぁ~

この強引さを持って、0能者が出来たのか?って思っちゃった(^◇^;)
やはりシリーズになってるだけあって、色んな事が
説明不足になっているけれど、後で分かるんだろうなぁと
思えるところもまたいいんですね♪
楽しかったです。
これ、アニメにしたら面白そうなのになぁ~(^◇^;)