ダレン・シャン 2 若きバンパイア/ダレン・シャン | mokkoの現実逃避ブログ

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ページ数:314P
発売日:2006年08月

主人公のダレン少年は、親友の命を救うため、
半バンパイアになって旅に出た。
そして謎の人物ミスター・タイニーや
新しい友だちとめぐりあうのだが…。
ハラハラドキドキの大ファンタジー。
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シリーズ第2弾。

抑えられない好奇心から、親友を危険な目にあわせ
その代償として半バンパイアになることで親友を助けたダレン。
闇の世界へ旅立つその日、親友が現れバンパイアハンターになると
宣言され、ダレンの前から立ち去った。
傷つきながらも、クレプスリーと旅に出る。
けれど、ダレンは人の血を飲むことを拒絶し、動物の血で
飢えを紛らわせていた。

移動の途中で、近くで遊んでいる子供たちにまざって遊んでいたら
半バンパイアの力を制御できず大けがを負わせてしまう。
そこで、人間ではなくなった自分を改めて実感するダレン。
クレプスリーの提案で、シルク・ド・フリークに入ることを決断。
そこは、見かけだけが特殊なのではなく、バンパイアのように
特殊な能力を持った者の集まりで、入るのも出るのも自由らしい。

ダレンはみんなの雑用を手伝いながら温かい家族のような仲間との
生活を楽しみ、友達も出来た。
そこへ人間のサムが出入りするようになり、仲間になって
旅をしたいと言ってダレン達を困らせる。

ある日、青いローブで体を包んだ小柄なリトル・ピープルを連れて
ミスター・タイニーがやって来た。
何故かみんなミスター・タイニーを恐れている。
クレプスリーでさえ、彼から声が掛かれば顔を出さずにいられない。
謎の人物である。
リトル・ピープルも顔じゅうが縫い傷だらけで不気味である。

更に、サーカスの外で遊んでいる時にR・V(アーヴィー)と知り合うのだが
環境戦士と言われるメンバーで数人のグループで動物やら
古くからの建物を守っているらしい。
このアーヴィーがとんでもない事をしでかすのだが・・・


人間の血を飲む事を拒絶して動物の血だけで凌いでいるため
どんどん体が弱っていく。
血を飲むといっても、人間の首に牙を突き刺すわけではない。
ちなみに牙はない。
固くて鋭い爪で腕とかに傷をつけて、そこから少しだけ
血を分けてもらうだけである。ちなみにボトルに保存したりもする。
傷はバンパイアの唾をつけておけば治る。
半バンパイアのダレンにはできないけど・・・
半バンパイアなので太陽も平気だし、普通の食事もできる。

少しずつバンパイアの生活というものを教わりながら
それなりに楽しい生活を送っていたのだが、環境戦士R・Vが
サーカスが動物虐待をしているのではないかと疑い
しでかした事で、ダレンはまたも決断を迫られます。
それが読んでいて苦しかったりするんだよね。

ちなみに、UFOというのはバンパイアが広めた噂らしい。
目が覚めて妙な傷跡に気付いた人間に、エイリアンに
襲われたと思わせるカムフラージュなのだそうだ。
これには笑った(^◇^;)

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