ページ数:221P
発売日:2017年06月
梅雨の夜、太鼓長屋に養い親の千弥と住む弥助のもとに、
客が訪ねてきた。
化けいたちの宗鉄と名乗る男は、妖怪の子預かり屋の弥助に
娘を預けたいという。
山奥で暮らしていたのだが、母親が亡くなり、男手ひとつでは
どうにもならなくなったのだ。
女の子の名はみお、白い仮面をつけ、父親だけでなく
ひたすら周囲を拒絶していた。
だが、弥助のもとに預けられる子妖怪達と接するうちに、
みおに変化が……。お江戸妖怪ファンタジイ第四弾。
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シリーズ第4弾
千弥の宿敵である月夜公に仕える三匹の鼠達が
弥助のもとを訪れ、預けた子供は・・・
なんとも微笑ましいお話しでした。
貸し道具やで貰ってきた手鞠は、実は付喪神で
その性格の悪さったら酷いもので・・・
そしてメインは、化けイタチの宗鉄の娘:みお。
タイトル通り、妖怪と人間との間に生まれた子である。
ところが母親が亡くなってから、宗鉄と口をきかなくなった
だけでなく、白い仮面をつけて周りを拒絶し続けていた。
弥助はみおの閉ざされた心を開くことができるのか?
今回も色々なエピソードがあったものの
やはり文章がダメだ・・・合わない
口にしなくてもいいところをわざわざセリフにしてみたり
もしかしたら、読者が通常ならば想像を楽しめるはずの
遊びの部分すら、著者の思い通りに想像して欲しいのか?
ストーリーは、月夜公に仕える三匹の鼠達の話が
一番好きなんだけど、やはりこれもいつもの通りに
さっさと終わらせたいのかサクっと結論を持ってくる。
余韻すら持たせてくれないのかぁ~ (((o(><;)(;><)o)))
なにやってくれてんのぉ~ヽ(`Д´)ノゴルァァア!!って感じ
と、文句を言いながらも、次の巻も買ってある(^◇^;)
なんなんでしょうねぇ~
変にツボにはまったって感じでしょうか・・・