ページ数:261P
発売日:2011年06月
江戸時代―寛延年間に村人すべてを殺戮したという
怪異「鏖(みなごろし)」。
長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。
総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、
関係者を震撼させていた。
へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は、
「面白いかどうか」だという。
人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異―
だが湊の腰は重い。
皮肉げに「解決してみせるが、期待はするな」と
不可解な言葉を放つ湊。
実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでいた。
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シリーズ第2弾
第1弾が面白かったので続けて購入。
で、読んで思ったんだけどね
湊の空気を読まずに思ったことを口にするところはそのままに
礼儀正しく、丁寧口調で優しさを足して、神父にしたら
バチカンシリーズの平賀になるじゃないですかぁ~
悪魔を科学するのと、怪異を科学する。
いいじゃないのぉ~о(ж>▽<)y ☆
湊を読んだ後にバチカンに入ったから、のめりこみ易かった。
と個人的には思ってます。
さて、今回の怪異は「鏖(みなごろし)」
なんて物騒な名前の怪異なんだ!と思ったら
江戸時代に村を全滅させているらしい。だから皆殺し・・・
っていうか、最初、湊は依頼を断った。
けれど総本山と御蔭神道の手練れがアッサリやられたことで
押しかけ弟子達に無理強いされ、受けると言ったのはお前らだと
意味深なセリフを吐きながら依頼を受けた。
そして裏に隠された秘密を暴いてしまうのだが
それだけでは終わらなかった。
さすがの湊もそこまでは読めなかった。
あろうことか、怪異を解き放った嫌疑までかけられて
拘束されてしまう。
ヽ(`Д´)ノゴルァァア!! 臭い物には蓋をするってことかぁ!
大事な事だけ聞き出して、美味しいところを持っていこうとする
あぁ~組織っていうのは大きくなると腐るのねぇ~(-。-;)
しかし、事はそんなに簡単に進むはずがない。
(o ̄∇ ̄)ノ(o ̄∇ ̄)ノ(o ̄∇ ̄)ノそうだそうだぁ~
毒舌機関銃の湊が蘊蓄垂れて解決するんだい!<( ̄^ ̄)>
押しかけ弟子の二人もいい活躍してました。
しかし、怪異を科学してもらったんだけど、わかったような
わからないような・・・(^◇^;)
でも怪異の正体には驚きました。
他のアニメで見て、冗談かと思ってたけど、本当にいたんだなぁ。
それでも、成り行きを知ってしまったら、切なかったなぁ~
ウルっとしてしまいました。
いい事だってしてたんじゃないって・・・
まさかアレでウルっとしてしまうとは・・・やられました。
続けて購入して正解でした。
やっぱり面白いです。しばらく続きますよん♪