音楽を聴かなくなって久しい。
わかるのはCMソングとか、外で流れてる曲を
たまたま耳が拾って覚えた音くらいである。
ドラマやアニメも、待つのが嫌いなので
後からまとめて観るんだけど、OPやEDは飛ばすし
挿入歌は気付かない方が多い。
逆に、何かが引っかかれば聴く。調べてでも聴く。
先日テレビをつけたら、Mステがやっていた。
見ていたわけではない。BGMがわりだ。
実際、ピグしてたし(^◇^;)
が、「東大生が素晴らしいと思うJPOPランキング」をやっていて
選んだ曲の感想が、いかにも頭良さそうでサスガだと思った。
で、1位がSMAPの「世界に一つだけの花」と、同率で
山崎まさよしの「One more time One more chance」だった。
SMAPの方は、さすがにmokkoでも知っていたのだが(サビだけ)
もう1曲も知っていた。
新海誠監督のアニメ作品「秒速5センチメートル」の主題歌
観終わって沈黙してしまった初めての作品。
3話構成のお話で、「秒速5センチメートル」は最終話。
その最後の方にこの曲が流れる。
映像と曲がマッチしていて、主人公の想いがドワーっと流れ込んで
切ないというか虚しいというか重いというか
主人公に対する視聴者側の思いも重なって泣ける。
曲を聴いただけで、そのシーンと思いが湧き上がって
めっちゃブルーになってしまった。
改めて音楽の力ってすごいなぁ~と思ってみたり・・・
ちなみに「秒速5センチメートル」
3話で1時間数分の作品です。
タイトルの意味は冒頭に出てきます。
順番に見ないと、意味不明になります。
動画検索すれば、すぐに出てきます。
「桜花抄」
境遇の似ている貴樹と明里が出会い
中学生になった貴樹が転校した明里に会いに行く話。
「コスモナウト」
鹿児島に転校してきた貴樹を好きな女の子の話。
「表題作:秒速5センチメートル」
東京に戻った貴樹が社会人になってからの話。
ハッピーエンドしか望まない人は、観ないほうがいいかも。
更に、観た人の性別・年齢・それまでの経験と
最後をどう捉えるかによって、感想が違ってくると思います。
mokko的には2話目までは、感動しながらも見ておりましたが
最後にそうくるか・・・って感じでした。
「One more time, One more chance」のところでこみ上げてきて
観終わった後、沈黙してしまいました。
虚しさが重くのしかかってくる作品でした。
背景の美しさは半端ないですけどね・・・
秒速5センチメートル 通常版 [DVD]/水橋研二,近藤好美,尾上綾華
