
ブログネタ:怖い話教えて 参加中
今では、ほとんど何も見えなくなっているので
過去の体験談からピックアップします。
っていうか、期待してる人いるでしょ?(○ ̄m ̄)
たぶん、アメブロでは披露してないと思うけど・・・
怖い話が苦手な人は、Uターン願います。
ホテル勤めをしていた時の話。
そのホテルのチェックインの時間は15:00となっていて、
お客様がチェックインする前に、お湯の入ったポットを
入れておくことになっている。
滞在中を除き、新規でチェックインするお客様に関しては、
客室ステーションにあるインジケーターを見れば
チェックインの状況がわかる。
いつものように、ワゴンにポットを乗せて客室に向かった。
ステーションから一番近い、端の部屋をノックした。
空き室なのは確認済みである。
しかし、ノックが返ってきた。
聞き間違いだと思い、再度ノックした。
予想を裏切り、ハッキリとしたノックが返ってきた。
突然、悪寒が走ったので、私はステーションに逃げ込んだ。
通常、客室をノックされて、ノックを返す人はいない。
ノックされたら、返事をするものだ。
客室のインジケーターを確認したが、やはり空き室のままだった。
恐怖感が拭いきれなかったので、同僚に状況を説明して、
客室まで付き添って貰い、再度、ノックしてみた。
今度はハッキリと怒っているような強いノックが返ってくる。
勇気を出してドアを開けてみるが、やはり中には誰もいなかった。
では、ノックを返してきた人は何処へ・・・
ホテルの客室って出ると聞くけれど、そのホテルでは
固定された噂みたいなのはなかったのよ。
リゾートホテルだし、客室数もそんなに多くない。
数回、客室が煙が充満しているかのように
真っ白だったことはあったけれど、他の人には
見えていないようだから黙っていたことはあった。
けれど、ノックを返されたのは初めてだったので
あの時は怖かったです。