まぁ~普通の量かなぁ~(^◇^;)
2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1726ページ
ナイス数:34ナイス

ホラーといっても、別に幽霊が出てきて悪さするわけではない。 不思議な話あり、ファンタジーっぽい話あり いかにも現実的な話もありなんだけど、気付いたら そういうことだったのかぁ~というか、気付いた時点で 既に手遅れというか、そういうゾゾーっという話や 哀しい結末やらが揃っております。 結構贅沢な12作品で、どれも楽しませていただきました。
読了日:3月31日 著者:今邑彩

タイトルから、爽やかさを連想してはいけない。 絶対に爽やかではない。ホラー要素が強いです。 強いて言うなら、理瀬シリーズが好きな人にとっては 番外編の「水晶の夜、翡翠の朝」の天使のようなヨハンの 邪悪な部分が、結果的には天晴れ爽やか!って感じかしら? 短編からショートショートまで色々なホラーのような ミステリのような話が詰まってます。 14編中、6作品が既読だったこともあり 物足りなさの残る1冊でした。
読了日:3月20日 著者:恩田陸

このペンネームではお初です。 でも乙一氏と教えてもらって読んだから、驚きは あまりなかった。相変わらず読みやすくていい。 5編収録。「ラクガキをめぐる冒険」が一番好き。 まさかの展開にドキドキしました。 「三角形はこわさないでおく」は、セリフとしてはいいけど、 あんたが一旦壊してるでしょ!って突っ込んでおく。 好みの問題なのだろうが、あぁ~いうのは嫌いだ。
読了日:3月14日 著者:中田永一

シリーズ第5弾。前作で小春がアチラに戻ってから数日後、 長屋の大家さんから縁談の話が舞い込む。 慌てた喜蔵は付喪神を巻き込んで大騒ぎ。 その直後、妖怪に襲われる喜蔵。間一髪で小春に救われるも 様子がおかしい。そして縁談相手の家に赴く事になるのだが 由緒ある家とはいえ、だたの家ではなかった。 数百年に及ぶ愛ゆえの呪いが続いていた。 鬼の愛、神の愛、妖怪の愛。それが哀しい。 この話には序章があって、結末であろう部分は読める。 いかにも人情妖怪譚ってな感じのお話でした。
読了日:3月11日 著者:小松エメル

「一年前のお約束の品を受け取りに参ります」 小春が落ちてきてからの騒動で忘れていた喜蔵だが 老女が求める「枯れずの鬼灯」は未だに店にない。 そんな時、アマビエなる妖怪の調査で小春が現れる。 アマビエを巡って水の怪達の間で騒動が起こり、 小春の周りでも不穏な動きをするものがいたかと思えば 多聞だけでなく四郎と勘助までが喜蔵の前に現れる。 最後まで読んでから、序章を読んで泣けました。 切なさを引きずってしまいましたが、終わり方はよかった。
読了日:3月4日 著者:小松エメル
読書メーター
今回は順位判定に困る・・・
枯れずの鬼灯の切ない話は結構余韻が長引いてね
あまりにも切ない話だったからさぁ~
そして短編集なのに十分面白かった「よもつひらさか」
そして、乙一氏の別ペンネーム作品も、胸がザワザワするような
キュンとするような話があったし・・・
でも余韻が長引いたという点で、枯れずの鬼灯が一番かなぁ
シリーズとしては微妙だけどね(^◇^;)