5月 読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2201ページ
ナイス数:262ナイス

雨の檻 (ハヤカワ文庫JA)雨の檻 (ハヤカワ文庫JA)感想
SFは苦手だったんだけど、読みやすいから 知らずに感情移入してしまっている。 切なくて哀しくて温かくて・・・ 今回は読後がたまらないですね。何かしら心に残る。 デビュー作の「ブルー・フライト」が高校の時に書いた作品ってのが驚いた。 「お夏 清十郎」の稽古シーンとか葛藤が 結構リアルだと思っていたら、日舞の名取さんだったのですね。 芸術へのこだわりという点で納得しました。
読了日:5月29日 著者:菅 浩江
とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)感想
アニメを活字で読んでる感じで辛い。主人公が暑苦しくてダメだったぁ。一応最後まで読んだけど(^◇^;)
読了日:5月24日 著者:鎌池 和馬
陰陽ノ京〈巻の2〉 (電撃文庫)陰陽ノ京〈巻の2〉 (電撃文庫)感想
シリーズ第2弾。悪名高い貴族が倒れ、それに関わっているのが晴明とも因縁のある男だった。 忠憲の夢の為、晴明は男を始末するしかないと思っている。 そこに優し過ぎる保胤が出てくるとなると、なんとなく想像はつく。 しかし、その持って行きかたがうまい。 陰陽寮が一目置いている伯家。伯家を代々守っている佐伯家。 更には晴明の宿敵であるはずの蘆屋道満が、何故かいい人で さりげなく関わってたりして大いに盛り上がっていくのですよ。 色んな怒りを前面に押し出して感情を揺さぶってきます。 続きを読みます。
読了日:5月22日 著者:渡瀬 草一郎
陰陽ノ京 (電撃文庫)陰陽ノ京 (電撃文庫)感想
陰陽師といえば、安倍晴明と思っていた。 本作でも晴明は出てはくるけど脇役です。 主人公は慶滋保胤(よししげ やすたね)。 晴明の師である賀茂忠行の次男で、代々の陰陽師の家系ながら 文章生を志す賀茂家の異端児。 情景描写や、さりげない解説と史実に基づいた設定を うまく絡めているから、わかり易い上にリアルだったりする。 登場人物たちも実に良く描けている。 主人公の呪への対峙の仕方は違えども読み易い。 優し過ぎるところもいい。 これは面白い。これでデビュー作なんてスゴイわ。 続き読んでます
読了日:5月19日 著者:渡瀬 草一郎
陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)感想
大好きな話ではあるけれど、実は小説を読んだ事がなかった。 漫画の方は読んでたんだけどね。 安倍晴明は実在した人であるからして、 いくつかのエピソードを読んだ事はある。 それでもやはり、獏さんの陰陽師が一番いい! 安倍晴明と源博雅がいい。妖がいい。 優しくて哀しくて、シットリと湿り気を帯びているのがいい。 晴明と博雅の会話が特にいい。 そして安倍晴明のイメージは映画の野村萬斎さんで固定されてます。
読了日:5月16日 著者:夢枕 獏
少女禁区 (角川ホラー文庫)少女禁区 (角川ホラー文庫)感想
「chocolate blood,biscuit heart」は色んな事を詰め込みすぎて 物足りなさが残りましたが 表題作にはやられました。 「私」の主人である少女は、数百年に1度といわれる 呪詛の才を持つ美少女であり、親殺しの噂もある。 脅されて少女の玩具になることを約束したものの 玩具=呪詛の実験台であり、容赦の無さは鬼である。 呪詛と因襲という昔あったであろう的なダークな話なのに、 読んでるだけで痛いのに、その痛みがまさか! こういうのは初めてです。 楽しませていただきました。
読了日:5月12日 著者:伴名 練
この闇と光 (角川文庫)この闇と光 (角川文庫)感想
小さな別荘に失脚した父王と一緒に幽閉されている盲目のレイア姫。 1Fには兵士がいるから、降りてはいけない。 盲目の人は魔女とみなされ、殺されてしまうという。 侍女のダフネは、父がいないときにはレイアに冷たくあたる。 「死ねばいいのに!」と言いながら、時には手をあげる。 それでも父といるだけでレイアは幸せだった。 ところが、後半から世界はがらりとかわります。 突然襲い掛かる混乱の嵐。前半との対比がお見事です。 そして最後に待っているのは混沌だと思う。 闇と光の意味を改めて考えましたよ。
読了日:5月9日 著者:服部 まゆみ
煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)感想
十八諸島では時おり魔物が生まれ、冬至の夜に人を喰らう。 けれど物語を聞いている間は魔物も人を襲わない。 だから冬至の夜には島主の館で煌夜祭が開かれ、 語り部達が集い朝まで物語を語り合う。 これは語り部の話を集めた短編集だと思って読み始めた。 けれど散りばめられた伏線を回収し始めた辺りで気付く。 あれ?この話に出てくる人って・・・あの人?と・・・ 疑問は確信になり、そして一つに収束され あの景色を目の前にした時、涙出そうになりました。 悲しくて切なくて愛しい物語
読了日:5月2日 著者:多崎 礼

読書メーター


5月の読書は当たり月とでもいいましょうか?
アニメアニメしていた「とある魔術の・・・」以外は
全部面白かった。
久しぶりに寝る前に読書しちゃいましたもの(^◇^;)

1番を決めるとしたら「煌夜祭」ですねぇ
最後の感動といったらもう(ノ◇≦。)

後は獏さんの陰陽師もシットリとしてシリーズは
全部読むことに決めたし、陰陽の京も
購入してなかった3巻と最終巻はGETしたし
少女禁句のまさかの結末にも驚かされたし
光と闇の前半と後半の対比が見事過ぎるし
雨の檻は、短編集とはいえデビュー作読めたし
何かしら心に残るところがよかったし
充実してたわぁ~(o^o^o)

仕事もこうだといいんだけどね・・・
今月も来月も辞める人がいる。
うちのチームでは2人辞める。
その負担がこっちにも来る
未だにわからない事が出てくる
午前中はマジで必死
本当に毎日辞めたいと思ってるよぉ~

すんません<(_ _)>
愚痴ってみました(-。-;)