1月読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2194ページ
ナイス数:87ナイス

葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 (角川文庫)葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 (角川文庫)感想
考古学ライトミステリ。本当に軽いです。 北森鴻さんの「蓮丈那智シリーズ」や「冬狐堂シリーズ」を 連想したのが間違いの元でした。 比べちゃいけないです。 ストーリー展開も結構強引だと思うし、 最後の方は、なんでそうなる?って疑問符の嵐。 不運続きの古屋目線で話が進むから、 マイナス思考的な読み方になってしまう。 ただ“ぬかとさま”の祟りに関しての古屋の〆方は なかなかよかったと思ってみたり・・・
読了日:1月29日 著者:化野 燐
六蠱の躯  死相学探偵3 (角川ホラー文庫)六蠱の躯 死相学探偵3 (角川ホラー文庫)感想
今回は猟奇連続殺人事件が発生しての犯人探しで オカルト的要素である動機にスポットが当てられているので ホラー要素は低いです。っていうかミステリ要素が強い。 「六蠱(むこ)」という呪術を行う為に女性が襲われるんだけど 最後に犯人当てをする俊一郎は、人間嫌いで電車に乗るのも 恐れるくらいなのに、視死の解説となると饒舌になり、 曲矢やその上司を驚愕させてしまう。 まるでビブリオ古書店の栞子さんのようです。 黒術師の正体が明かされてないから続くんですよね? 期待して待ちましょ。
読了日:1月26日 著者:三津田 信三
四隅の魔  死相学探偵2 (角川ホラー文庫)四隅の魔 死相学探偵2 (角川ホラー文庫)感想
前半部分は、入埜転子の目線で話が進みます。 “百怪倶楽部”の特別企画として“四隅の間”という 儀式を寮の地下で行ったら女性部員が急死した。 次いで部長が転落死したり、部員が怪現象に襲われたため、 俊一郎のところに依頼が来る。 調査を始めた俊一郎に早速黒い影が・・・ ここら辺までは大盛り上がりだったんだけど、事件解決が あまりにもあっさりしていたので物足りない感じがしました。 ネコの僕にゃんがすご過ぎる。っていうか欲しい。 前の事件の黒幕が関係してきそうな気配だから 続きを読みます
読了日:1月23日 著者:三津田 信三
十三の呪  死相学探偵1 (角川ホラー文庫)十三の呪 死相学探偵1 (角川ホラー文庫)感想
弦矢俊一郎は幼少の頃から人の「死」が視える。 死神のようなものや、事故や病気の予兆だったりと見え方は色々。 祖母の能力を受け継いだと思われるも、彼はただ視えるだけ。 幼少期に化け物扱いされて人間嫌いになった彼が東京で事務所を開き、 自分の積み重ねてきた経験から死の原因と解決方法を探すんだけど これが結構ジレッタイ。だから余計にリアルっぽかったです。 こういうのは初めてなので面白かったです 第三弾まで一気に読みます。
読了日:1月20日 著者:三津田 信三
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)感想
ドラマの1話を見てから読み始めました。 キャラのイメージが違いすぎて大筋は合っていても 設定が違うから別物として楽しむことにしました。 古書店に持ち込まれた本から発生する事件や謎を推理し 解決していく安楽椅子探偵モノですかね。 短編集のようでいて繋がっています。 そして、最後の話では変な見方をしてしまいました。 あれって、栞子さんが本の為に五浦を利用したように 思えてならないんですが・・・ 無意識にやってるなら、そりゃもう怖い存在ですよね? 続きも読まなくちゃ。
読了日:1月17日 著者:三上 延
綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)感想
今回の語り手は深春です。背景となっている事件は、 実在したタイのシルク王と呼ばれたジム・トンプソンの 失踪事件が元になってます。 いつものことながら京介を巻き込むのは朱鷺です。 今回の朱鷺は、かなりイメージダウンです。 養生人物も遠山や綾乃だけでなく 懐かしの黒死館殺人事件の愛読者も登場します。 ただいつもの緊迫感がないので物足りない感じはします。 まぁ~京介達とマレーシア旅行を楽しんだと思えばいいか♪ 真相は悲劇的で、結果も悲劇でしたけど・・・
読了日:1月12日 著者:篠田 真由美

読書メーター


相変わらず読むのが遅い(^◇^;)
少ない中で気に入ったのが
六蠱の躯 死相学探偵3
ホラーというより、ミステリ要素が強かった
だから読んでいてハラハラして楽しめました。