
私は文化祭派!
どの行事も授業がないってのが一番嬉しくて
遠足はある意味、観光みたいなもので楽しかったし
音楽会や運動会は、燃えどころが違っても熱くなりました。
持ってる能力全開で挑むって事に燃えましたねぇ~
しかし、これらは学校という限られたテリトリーの中での
行事にすぎない。
それに比べて文化祭となると、普段は敷居が高くて侵入できない
上級生のエリアなんかでも大手を振って侵入できる唯一の祭り。
更に学校というテリトリーの中に、よそ者が入ってくるという
ある意味、異様な行事である。
OBだろうと卒業してしまえば、部外者である。
卒業した学校の文化祭に出かけた時に、懐かしいとは思っても
既にここの生徒ではないという部外者意識を感じる。
迎える側も、先輩には違いないけど、エリアを出た人として認識してる。
それが父兄や他校生となったら、完全によそ者である。
学校内の行事であれば、失敗しようが成功しようが
その他大勢の中の一人でいられるんだけど
よそ者を受け入れるとなったら、学校の生徒という看板を
いきなり背負わされることになる。
漂う緊張感は、ちょっと不気味でさえある。
誰もがよそ行きの顔になっている。
営業スマイルってのは、こういうところで学ぶんだなぁ~と
思ってみたり・・・
それと平行してクラス対抗の出店の出来栄えを競うことにもなる。
準備にかける情熱も半端じゃない。
そういう準備の段階で、個人の意外な能力が発揮されたりもする。
前夜祭やら後夜祭なんてのもあるから
妙な緊張感が数日続くことになる。
この妙な連帯感と緊張感がたまらなく好きでした。
ってことで、mokkoが選ぶなら異質な空気を楽しめる
文化祭が好きでした。