ベッドに横になって本を読んでいたら
変な臭いがした。
窓を開けていたから、外からの臭いだと思ってた。
ところが突如臭いが強烈になった。
これは部屋の中からだ!
そこで気付いた。
オカンがミニキッチンで何かやっていた。
急いで行ってみると、変なものを煮ている。
そばにいって臭いの原因がわかった。
見覚えのある袋が置いてあったからだ。

可愛いパッケージなんだけど
おぱあちゃんがキュートに描かれているんだけど
そこに書かれている文字を見たら
おばあちゃんですら悪魔に見える。
何が「ごぼうのやさしい香りをお楽しみください」だ!
楽しめるかそんなもの!
悶え死ぬっちゅーの!
どうせなら萌えて悶え死ぬ方がいい!
そうなのよ。
今年、オカンが青森に行ったときに
色んなものを買い込んできたのはいいんだけど
送られてきた荷物の中に「ごぼう茶」を発見。
こんなものを家の中で飲まれたらたまらない。
ってことで、mokkoは見えないように隠しておいた。
さすがに捨てるわけにはいかないからねぇ~
賞味期限が切れることを願って隠しておいた。
しかし期限ギリギリで気付きやがった( ̄□ ̄;)!!
そしてゴボウ茶は猛烈な悪臭を放って
部屋中に満ちてしまった。
殺虫剤をスプレーされた虫の気持ちがわかった!
窓という窓を開けて換気扇回して
扇風機も回して、鼻が麻痺するのをひたすら待つ。
オカンは大げさだと文句を言うけど
嫌いな人にとっては生死に関わるんじゃないかと
思ってしまうほどに重大な問題なのだ!
そんなに臭いはしないと言い張るオカン。
絶対に嗅覚が麻痺してるに違いない!
災難は忘れた頃にやって来る。
だから忘れちゃいかんのだ!