私の大好きな探偵/仁木悦子 | mokkoの現実逃避ブログ

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私の大好きな探偵―仁木兄妹の事件簿 (ポプラ文庫ピュアフル)/仁木 悦子
¥588 Amazon.co.jp
サイズ 239P 15cm

のっぽでマイペースな植物学者の兄・雄太郎と、
ぽっちゃりで好奇心旺盛な妹・悦子。
推理マニアのふたりが行くところ、事件あり。
どこかほのぼのとした雰囲気の漂う昭和を舞台に、
知人宅で、近所で、旅先で、凸凹コンビの名推理が冴えわたる!
「日本のクリスティ」と呼ばれた著者の代表作
「仁木兄妹」シリーズの中から、書籍初収録作を含む
五編を厳選し、新たな装いで文庫化。
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初めての作家さん♪
恵さんが面白そうに読んでいて、
更にカバーイラストがメッチャ好みだったので
デビュー作を収録した『猫は知っていた―仁木兄妹の事件簿』も
一緒に購入していた。
仁木兄妹シリーズというそうです。

まもなく翠香さんのところで特集が始まるし
テーマが動物ってこともあったので
とりあえず動物がタイトルについている本は
残しておいて、先にこっちを読むことにした。

草食系?の兄と肉食系?の妹の探偵ってのも
面白い関係だと思うんだけど
どうやら読む順番を間違えたらしい。

本書は短編が5編収録されている。
『みどりの香炉』
『黄色い花』
『灰色の手袋』
『赤い痕』
『ただ一つの物語』

問題なのが、主人公の年齢が飛んでいること。
最初の話では、悦子が中学1年で、最後の話では
子持ちのお母さんになっている。
この状況の変化についていけなかったo( _ _ )o

まぁ~短編集なのに読むのに時間をかけすぎたmokkoが悪い。
そして自分の基本を守らなかった・・・
デビュー作を収録した『猫は知っていた―仁木兄妹の事件簿』を
先に読んでいればよかったと今更ながら後悔(^◇^;)
それをわかった状態で読んでいれば
年齢が飛ぶのにもついていけたんだけど・・・

だからといって、読めない訳ではない。
十分に楽しませていただきました。
これが昭和30年~40年代に発表されたというから驚きです。
最後の方に貨幣価値なんかの解説まであった(^◇^;)

いい作品っていうのは、時代関係なく楽しめるんですね♪
猫は知っていた・・・は乱歩賞受賞作だそうなので
読むのが楽しみです(*^▽^*)

2つめの『黄色い花』に出てくる黄色い花は↓

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