14歳の小人の少女・アリエッティは、郊外にある古い屋敷の床下で、
人間の生活品を借りながら、両親と密かに慎ましく暮らしていた。
しかし、彼女らは人間に見られてはいけないという掟があった。
そんなある日、その屋敷に引越してきた病を患った少年・翔に
自分の姿を見られてしまい、外の世界で暮らすことを余儀なくされる。
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人間の持ち物を借りて暮らしている(借りぐらし)小人たち。
スクリーンで観ると小人目線の描写がとてもリアルで
人間にとっては気にも留めない小さな虫や雨粒すらも
小人達にとっては、とても大きい。
人間が生活する上で当たり前に立てている足音や話し声
冷蔵庫のモーター音が振動と共に伝わって来る感じ。
寝ていると思っていた翔が実は起きていて
その瞳と対峙してしまった時のアリエッティの恐怖。
「怖がらないで」という声が、恐怖に追い討ちをかけるシーンは
とても迫力があった。
人間の居住空間に侵入して「借りる」工程は
正にサバイバルなんだけど、使っている装備の類は
人間の持ち物を上手に工夫して作り直しているのがわかる。
昔の日本人の物作りの精神を見た様な気がした。
翔の複雑な心境から出た暴言でアリエッティを傷つけたり
優しさから行った行為が裏目に出たりするのだが
大切な者の為に何かしたくてうまく出来ない切なさや
もどかしさが伝わって来る。
お手伝いのハルさんの行動も、子供の行動そのもので
mokkoも、部分的にこのタイプだと思ってしまった。
(全部じゃないよ。少なくともmokkoは電話は掛けない)
悪意や罪の意識がなくて、やってしまった行為。
だから、心が痛い(^◇^;)
部屋に置いてある本格的なドールハウスの意味
叔母さんの優しい気持ち。
それが小人たちに伝わっていたらと、思わずにはいられない。
そして突然訪れる別れ。
共存するというのは難しい事。
全ての種が生き残る為には、人が手を出さずに見守る事。
それが出来ない事が悲しくてしかたないけれど、それも現実。
今回は大きな盛り上がりもなく、淡々と物語が進んでいく感じだけど
これは後からジワジワと効いて来る。
やはりジブリ作品はいい。
忘れていた大切な何かを必ず思い出させてくれる。
子供には難しいかもしれない・・・
途中でグズって、お父さん?と外に出て行った子もいた。
隣の子供は静かな方だったと思う。
途中でお父さんに質問とかしてたけど
耳元で小さい声で教えていたりして、子供の声が
大きくなった時は「しっ」と口に手を当てていた。
これがマナーを教えるってことよぉ~
できるなら、小学生以下だけが入れるというか
親子だけが入れるスクリーンを設けて欲しいなぁ~
そうしたら、こちらも映画に集中できるから・・・(^◇^;)
ちなみに映画代は無料でした♪
Rちゃんが会員になってるからね、二人で映画に行くたびに
ポイントが加算されておりまして、めでたく今回は無料。
映画が無料になったのはこれで2回目です(p^_^q)
徳間アニメ絵本31 借りぐらしのアリエッティ/著者不明
¥1,680 Amazon.co.jp
床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)/メアリー ノートン
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小人の冒険シリーズ 全5冊セット (岩波少年文庫)/メアリー・ノートン
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映画の後は、久しぶりに近所の居酒屋さんへ
屋久島土産をようやく渡せたわぁ~
と思ったら、Rちゃんからプライベート出張のお土産を
貰ってしまった。
アクセサリー置きにして♪とクローバーの小皿を貰った♪
可愛いぃ~(〃▽〃)ポッ♪
そしてmokkoの指を見て、いつも指環してたよねぇ~と・・・
( ̄O ̄;アッ!
太って指環が入らなくなりましたとさ( ̄▽ ̄;)ゞ
指環の置き場所がなくて困っていたからちょうどよかったの♪
なんだかんだと16時から22時半まで飲んでしまった(○ ̄m ̄)
ビールを1杯飲むとスクラッチがもらえる。
3箇所だけあけて、1等が揃うと1人分の飲食が無料に
2等が揃うと、ビール1杯が無料になる。
頑張ったけど、2等が1回揃っただけでした(/□≦、)
やはりくじ運は使ってしまったらしい・・・
それでも久しぶりに飲んだので、屋久島話しと
Rちゃんのお話しで随分と楽しい時間を過ごしましたとさ(p^_^q)