何とタイムリーな・・・ | mokkoの現実逃避ブログ

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昨日「美貌の帳」を読み終わった後に
何気なく見ていたニュースがあまりにもタイムリーで
心臓がギュッとなった。


1993年2月12日、イギリスのリバプールで起こった誘拐殺人事件。
10歳の少年が2歳の幼児を殺害したジェームス・バルガー事件。
その後、仮釈放されていた元少年が先月、再び事件を起こし
更生の方法が正しかったのか議論となっている。


犯罪心理学に詳しい学者は、更生によかれとして与えた
別人としてのIDが少年にとって重荷となった可能性があると指摘します。
「このケースは『完全な孤立状態』と言えます。
近しい人にも自分の過去を明かせない、これは大変な重圧です。
私たちは“社会的な生き物”ですから」


記事詳細→こちら


「10歳の少年」「別のID」「完全な孤立状態」
「近しい人にも自分の過去を明かせない」
このキーワードが蒼と繋がってしまったので
蒼の苦悩は正にこれなのよぉ~って思ったら
また切なくなっちゃいましたよぉ~


蒼が事件の渦中にいた時は7歳。
京介だけに心を開き、京介が事件の真相を見抜いたのが
蒼が10歳の時だから、モロにリンクしちゃったわ。


高校に自分の意思で通い始めたものの、
今まで大人に囲まれて過ごしてきたのが
いきなり同年代の集団の中に身を置いていて
更に過去を偽っている訳だから、その苦悩たるや
想像を絶するのよねぇ~


蒼には京介や深春や神代教授や朱鷺がいるから
それだけが救いよぉ~


あぁ~せっかく頭を切り替えようと思ったのに
また引き戻されたわ・・・(-。-;)


あ・・・ちょっとネタバレですかね?( ̄▽ ̄;)ゞ