地元の怪談 | mokkoの現実逃避ブログ

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まぁ~お約束ってことで、こういうネタには
是非とも参加しなくてわ(p^_^q)

口裂け女の話はマジで怖かった。
それと同じ頃に、あった話だと思うんだけど・・・

●市営のテニスコートと児童公園の間にある公衆トイレ。
そこに「マント売りのおばあさん」が出るという。

トイレの個室から出ようとすると
ドアの外から「赤いマントは、いりましぇんか?」と
声を掛けられるそうだ。
「いらない」と答えると助かるらしいが
「じゃあ、もらおうかな?」って答えると
ドアを開けた途端に、背中に鎌を突き刺されるらしい。
背中に広がる血が、まるで赤いマントのように見えるって。

モチロン、検証しに行ったわよ。
残念ながら、声を掛けてはもらえなかったけど・・・
トイレが臭いだけだった・・・(-。-;)


●高校の前の緩やかなカーブに
事故多発地帯って看板が立ってるんだけど
そこは車が2~3台置けるくらいのスペースがある。
そこで、男子生徒が探し物をしている姿が目撃されるらしい。
落し物ですか?と声を掛けると
「僕の右目知りませんか?」と聞かれるそうです。

その場所で事故にあった高校生の遺体を搬送する時
右目だけが見つからなかったという話ですが
実は、探し物をしている男子生徒の姿を
偶然にも車の中から目撃してしまった事があるのですよ。
次の日、クラスメイトにその話をしたら
それは有名な話だと教えられ、ゾゾーっとしました。


地元というと、今では十和田湖も含まれるようになった。
ってことで十和田湖での話を幾つか・・・

●十和田湖の休屋の奥に、十和田神社があります。
神社の更に奥には、占い場というところがあるのですが
断崖絶壁にチャチな鉄の梯子が取り付けてあるだけで
そこを降りていかなければいけません。
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ちなみにその梯子。やましい思いのある人は
その梯子を下りられないと言われています。
心霊写真もバリバリ撮れます(^◇^;)
今では船でも行けるそうですが・・・
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占いは、白い紙を捻ったものを作り、湖に浮かべます。
願いが叶う時は水底に引き込まれるように沈み、
叶わない時はどんなに重いものでも浮いたまま
波にさらわれ沖へ流されるそうです。
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では、十和田湖畔でホテルマンやってた時の実話を少々。

●十和田湖畔のホテルの寮は、木造2階建ての古い建物だ。
夜になると誰かの部屋に集まって、
料理を持ち寄って飲み会が始まるのだが、寮の廊下は山側。
切り立った崖のようになっていて、蛇かリスしか通らない。
部屋の窓側は駐車場側(湖方面)に面している。
古い建物といっても、ガタがきているわけではないので、
ドアを閉めるとカチャリと音がして閉まり、勝手に開くことはない。

さて、ある夜。
寮の一室で、いつものように飲み会が始まった時
部屋のドアがカチャリと音を立てて開いた。
てっきり遅番の人が帰ってきたのだと思って
入り口のドアを振り返った。
ゆっくりとドアが開いたものの、そこには誰もいなかった。

ドアがちゃんと閉まっていなかったのだろうと言いながら、
私がドアを閉め直した。
その時、ドアノブを握った右手に乗せられる
何者かの手の感触を感じた。
ゾッとしたけど、お酒の勢いもあって私は元の席に戻り、
何事もなかったかのように話しに加わった。

ところが5分もしないうちに、またカチャリと音がした。
一斉に視線がドアに集中した。
ドアは、ほんの数センチ開いたところで止まっている。
みんながおかしいと感じているのだ。
その時点で、私にはドアの向こう側に立つ女の姿が見えていた。
少し間を置いて、更にドアがユックリと全開になった。
モチロン、ドアの外には誰もいない。

けれど、私には子供を抱いた女の人が、
部屋の中に入ってくるのが見えていた。
赤ん坊の泣き声もハッキリ聞こえていた。
女の人は、何をするわけでもなく、
ただ、部屋の真中を通って窓の外に消えていった。

姿が見えなくなったところで、一緒に飲んでいた人が
「今、赤ん坊の泣き声しなかったか?」と言った。
何人かが赤ん坊の泣き声を聞いていた。
私は「ここって、赤ちゃんを抱いた女の幽霊の話とかないの?」と
訪ねてみたら、それはここでは一番有名な話だという。
入水自殺をした人が未だに彷徨っているのだそうだ・・・


●十和田湖半には幾つか展望台がある。
一番有名なのが発荷峠(はっかとうげ)展望台。
県としては秋田県側に入る。
発荷峠から十和田湖半に向かう途中にある
発荷トンネルでは、時々事故を引き起こすほどの
怪現象が起きる。
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ある日の夕方。1台の車がホテルの玄関前に到着した。
けれど、人が降りてくる気配がない。
ベルボーイが車まで行き、運転席のドアを開けると、
腰を抜かした運転手が転げ落ちた。

話を聞くと、発荷トンネルの出口付近で
ドーンという大きな音と共にフロントガラスに
血だらけの子供が逆さまに貼付いたという。
驚きのあまり、ハンドルを切り損ね、危うく
ガードレールに激突しそうになったそうだ。
事故は回避できたが、恐怖で車を止めることも出来ず
ホテルまですっ飛んできたらしい。

後で車を確認させてもらったけど
フロントガラスには、子供のたくさんの手形がついていた。
テレビの恐怖番組みたいな真っ白な手形じゃなくて
脂ぎった手でフロントガラスをベタベタ触った感じ。
あれは確かにビビルわ・・・

ちなみに、十和田湖半にトンネルはたくさんある。
ちゃんとしたトンネルじゃなく、屋根をかけただけの
小さなトンネルもあるけど、そこでも油断はできない。
向かいからバイクが来るのが見えているのに
すれ違わずに消えてしまったという経験もしている。

事故現場に遭遇することも多数。
肉片やら脳みその一部も実際に見てしまった。

車やバイクを運転する際には、十分注意してください。
まぁ~事故を起こすほとんどの人が他県の若い人です。
地元の人なら道を覚えているから大丈夫だけど
道を知らない人が暴走運転をすると、呼ばれますよ・・・


●ホテルの寮の隣はS荘という旅館だった。
そこのご主人はいつもベージュの作業服を着て
湖周辺の山菜を積んでは私達にも分けてくれる。
リゾート地での生活は面倒で、買い物するには
車で40分ほど離れた街まで行かなければならない。
ある日、買い物帰りに作業服姿のおじさんを発見。
クラクションを鳴らし、振り返ったおじさんに手を振った。

また山菜でも取ってるのだなと思っていた。
そして車を寮の駐車場に入れた時、思い出した。
おじさんは、1週間前に亡くなっていた事を。
そういえば、おじさんが立っていたのは
ガードレールの向こう側で、そこは崖になっていた。
人が立てるはずがなかった。

おじさんは、湖に魚釣りに出たまま戻らず、
探しに出た人が、無人で旋回するボートを発見。
十和田湖は日本で3番目に深い湖なので、沈んだら
引き上げる手立てはないのだ。

何の兆しも無く湖で亡くなった人たちのことを
湖周辺の人たちは、湖に引かれて行ったと言う。

他にも色々あるけど、長くなるのでやめておきます。
興味本位で行く人は、自己責任でお願いします。
呼び込まれても、責任は負いません。