年末ですね。
小学校の個人面談の時期です。
幼稚園もあったけど、コロナなので希望者だけ…と言われ
特にわざわざ聞きたいこともなかったので希望を出さなかったのですが
蓋を開けてみればほとんどのお母さん方、希望しているではないか!
ひえー。
この育児に対する温度感の違いよ…。
きゅーの時だったら間違いなく申し込んでいましたが…。
ちょっと思い出話をしますと
幼稚園の時が一番発達障害の特性が出ていたように思います。
まず、人前では全くしゃべれませんでした。
お誕生日会で年少さんも普通に先生のインタビューに答えているところ
きゅーは舞台に立つのが精いっぱい。
結局自分では何も答えられず、きゅーの言った(らしい)ことを先生が代弁するという形で
そんな形で答えたのはきゅーだけで、お誕生日会なのに母はとても悲しくなったのを覚えています。
お遊戯会でも、1人部隊のそでから出てくることが出来ずに
先生に腕を引っ張られ、抵抗する姿を見る…というのが年中まで続き
年長で始めて普通に舞台でみんなとお遊戯をしているところを見た時には嬉しくて泣きました。
この頃はまだ病院へも行っておらず、
もしかして他の子と少し違うのかな?との気持ちが
こういう出来事でむくむくと大きくなっていった時期でしたので、
余計に他のお子さんとの違いを自ら探し、勝手に比べ
出来ていないところを並べ立て、1人ショックを受けるという
いわば自己生産型の負のスパイラルに陥っていました。
比べるのも、探すのもやめたらいいのですがそういうわけにもいかず、
お友達と一緒に遊ぶと必ずそういうところが目についてしまうし、トラブルもおこすので、
この頃は誰かと一緒に遊ばせるのも嫌だ、と思ってしまっていました。
公園でも何か彼の地雷があって、それを踏んでしまうと大変で、とにかく暴言がひどいので
クールダウンさせるために場所を移動させるのですが、
きゅーは抵抗して大騒ぎになるので、周りのお母さん達の視線が痛かったです。
2年生くらいまでは、本当にちょくちょく色々あって…
先生からお電話いただくことも多かったです。
ですから、毎回個人面談は普通の方の倍の時間くらいを要していましたね…
(長くなるとふんで、先生も我が家の面談は次が空き時間の枠に設定してくれる、という配慮💦)
そんなきゅーが
4年生になった今は、面談で1コマで話が終わるようになりましたよ、奥さん!!
皆さんには普通で当たり前のそのレイヤー、
私にはとてもとても嬉しいものでした。
お友達とのトラブルはとても減ったそうです。
遊び⇒勉強 の切り替えはすぐに出来ない時があって
少し騒いでしまう事もあるけれど、言えば気づいてやめられるレベルだと。
言っても止められない、我慢できない、というのがちょっと前の彼でしたので
なんかもう、本当にほっとしました。
今朝は、サンタの正体が親じゃないのかと疑ってきました。
彼もだんだん大人へ近づいてきているようです。