全世界的に時計が売れていると。
世界的商品(コモディティ)になりつつある時計がこれまた世界的
カネ余り現象で絵画と並んで投機の対象になりつつあると。
しかも絵画や美術品より保管や運搬、真贋判定が容易であると。
投機は現行高級時計だけではなく古いビンテージ腕時計もその
範疇に入るらしく、時代がワシにアジャストしてきた(大汗)
で、盛者必衰のナントカ。この時計ブームは何時まで続くのか。
たぶん第二リーマンショックの様な状況になるまでです。
その時は時計だけではなく、土地から何から他の投機商品まで
全て暴落するでしょうが・・・
昔から茶道具や切手、コイン等、その道の収集家が集う世界は
あったのですが、時計もその中の一つでどちらかといえば数少なく
より他よりもマニアックな世界であった筈。
じゃあ他と何が違って今のこのブームといわれる状況に成ったか。
それはもう広告イメージ戦略も含めたメーカーの努力、そして
スイスという国が国策として莫大な資金をイメージ作りに投下して
きたからだと思われます。インフルエンサー含めてね。
対して他の収集アイテムの没落というか盛り下がりはいうまでも
なく、業界が努力してこなかった、収集家任せだったからでしょう。
時計は良い意味で業界とコレクターの丁々発止が世間一般に
「都市伝説」みたいな感じで広がったんじゃないかなぁ・・・
そうそう、先日ドライブ中に聴いてたラジオ番組のスポンサーは
「チューダー」でした。
