古物界の中でも古時計は中華骨董と違ってダイレクトには
まだ響いていないと感じるモキタス君ですけど、当然影響が
ゼロで終わる訳がなく、そもそも中華はバブってたうえに
去年からもう逃げ相場だったんですよね。
古時計は一般的なアレとは別に中目黒系「エリバブル」って
のがあって、これは一人で年間ウン十億の出来高があったそう
だがそれも去年で一山超えて、それでもゼロにはなってなくて、
その他に外国人によるセイコーブームとかまた再びブームに
なりつつある泡裏とか。
他の古物と違うのはメーカーとかセラーが大なり小なり頻繁に
「仕掛ける」訳です。そりゃもう雑誌だけでなく映画とかタレントを
使ったりだとか様々に仕掛ける訳だ。
こんな大経済的ショックがあればまず凹むのが金融系時計ですけど
時計はそれだけじゃないんで、深い深い底なし沼みたいな世界
から次から次へと仕掛け候補が控えている訳です。
それがコレクター愛好者にとってとても刺激的であり、興味の
無い人にも蘊蓄を語れたりして関わってる満足度が高い。
あれだけ子供の頃、切手古銭ブームがあって、今やプレミアが
消えてほぼ額面のみでしか取引されなくなっちゃったってのは
「コレクターを育てなかった、千〇会は胡坐をかいてた」
って言われても仕方がない訳だ。
景気が悪かろうが良かろうが時計好きは消えないし新たな
人材(コレクターバイヤー)の確保に努めている(笑)
勿論高い換金性を維持しているってのも大事。