歴史はくりかえす 進歩がないからかも自分。
はい いまやすっかり素人楽器修理と調整の人”岩に卵”斉藤でございます。
さてまたアンデス興業はTURUMAさまからのご依頼でございます、ワライチョ”駒飛んだ”3と、チャランゴ”ネック裏のはげた塗装の再生”にとりかかっておりますがチャランゴのほうはなんと笑えるぐらいのフレット浮きを見つけてしまいました。フレット中央部は指板に刺さっているのですが両端部分、タングが見えるくらい浮いている。つまりフレットそのものが逆反り状態でビビるどころか音すら出ないところが何箇所かありました。
乾燥して指板が収縮して、金属のフレットがちょっとだけネックからはみ出ている楽器はよく見かけるが、フレットが逆反って浮いている楽器は始めて見ました。致命的なところは一旦フレットを引き抜き整形して再打ち込みです。叩きで何とかなるところは叩き込みしまして、レベル出しの整形のコンパウンドの指板欠け補修のオイルのと手がかかります。
でもって例のワライチョ。持ち主の許可が出てまたもや裏から穴あけ。表面板裏にアクセスするために止むおえません。でなければ表面板交換でしょう。実際に細かく見積もった訳ではないですが、修理屋さんに出せばひょっとすると楽器が買えるくらい修理代がかかるかもしれません。
穴あけて裏から見れば剥がれた駒にずいぶん持っていかれたのか表面板がペラペラです。おにぎり包んでいるやつみたい。もう裏からあて木して駒はボルト&ナットで固定するしかなさそうです(もちろん接着もしますが)。楽器の音とか響きとかより、まず楽器としての最低限の強度は必要ですから。でもまあどんな材料でもというわけにはいかないにせよ、この際だからいただいた象牙材で作ろうかしら。象牙材を巨大な(ワライチョサイズでの巨大です)ワッシャー&あて木&サウンドプレート代わりに見立てて。まあ色々検討していきますです。
昨日、江別は「3番通りカフェ」にて750万ライブを見る。久しぶりにみきょうさんの歌を聞くというかステージを見る。お客の前での、あるいはステージに立つ自分の自分としてのあり方をいつも自問自答しているひとと勝手に思っているのだけど 共演した若い人たちと笑顔で話していながら決して笑ってはいない目が久々に印象的でした。
日々 これ 修行なんでしょうか。
先日、預かったチャランゴの塗装をしてましてまたまたふと思い立ち、以前知人宅に預けていたギターを回収。これもネックその他修理&改造予定でありますが今回は塗装からはじめました。7~8年前にヤフオクで購入した中出幸雄フラメンコNo10 1987とラベルにはあります。おもえばよくよく「中出幸雄ギター」とは縁があるようです。指板にアールがついてます。そいえば専門学校のクラスに「中出さん」がいて彼女のあだ名が「ファイティング中出」。........
多分オレンジ色のセラック塗装だったと思うのですが購入して数年間、塗装が乾燥していなくてベタベタ指紋やら布地あとやら。寒いとき上着を着たままギターを抱えていると、ファスナーのあとがしっかり裏板塗装に刻まれてました。多分、自分のようなせっかちな奴が乾燥待たずに塗り重ねたものでしょう。塗装をおとしたときもペーパーにだまになって付着してました。塗装をおとすと明るいシープレス総単板。いかにもフラメンコギターです。

でもって塗装待ちのチャランゴ&ダブル中幸


このあいだテレビでみかけたこの斬新なヘアースタイルですがなんというのだろう。
おしえて やまさん。
塗り 塗り 塗り
いちおう完成(妥協)したギターを持って「お披露目&見せびらかしあちこち訪問」いたしました。側板サウンドホールは珍しかったようです。まあ穴空けた本人はネットで見て何のための穴かわからず、とりあえず空けてみたらば、弾き手へのモニター的役割になったと。
塗装完全に乾燥すればまた音は変わるのでしょう。しばらく指の関節を痛めて楽器練習はお休みしてましたが、冷水&温熱水交互療法(お湯につけたり冷やしたり)でうそのように治る。どうやら酷使による疲労ですな。ここんとこずっとセラック塗装タンポ塗りでかなり長時間、楽器抱えてタンポもって塗装ですもん。けっこう力いるし。あまり無理はいかんか。
自身、貧乏な貧乏性なもんでせっかく作ったセラックニスがもったいなく、ただ今チャランゴの塗装をしております。
で、もって現在我が家に再入院のワライチョ。やっぱり駒が飛びました。表面板の削れは前回と変わらず。つまり駒と表面板の平滑処理をせずにそのままタイトボンドで接着したところがきれいにはがれてます。こりゃもうニカワしかないかなあ。
釣具屋。
楽器弦を購入するにあたり、最近は楽器店も売れない在庫を置かなくなって、急場の近場で購入しずらくなってきました。そこでネット通販なんですが、楽器のコンディションなどの理由で特定の弦だけが切れやすくなっている場合、セットで買うのも癪だし、ましてバラ買いとなるともちょっと高くついてしまうのですわな。
そんな時、ナイロン弦の場合であれば楽器屋サンよりたよりになるのが釣具屋さんです。ナイロン、フロロカーボンなど種類も豊富でしかも楽器で使うには長すぎるぐらいの長さで売ってます。近所の釣具屋ではすっかり常連です。
こんなときになんですが。~YAMAHA C-300 始末記~
改造ギターもいちおうの一段落。この後さまざまな不具合などは微調整していきます予定ではございますが、こういうのは、やり始めるとキリがない。どこを終着点とするかは見た目というより「音」なんですな。長い目で見ていじっていきます。どうせ長い付き合いになる楽器ですから。

まずはブリッジレスといわれる弦の巻きつけなし仕様。弦の留め方は表面板うらで象牙材の自作「なんちゃってスーパーチップ」(5mmくらいのサイコロ状に加工した象牙材に穴空けただけのもの。)弦テンションが思い切りあがります。だけではなく各弦音の分離が良くなります。サドル独立ならなおグッドです。ただ弦交換のときなくしたり順番がわからなくなったりするので2弦ごととか。

無残に削られたヘッドとナット部分改造。なんかどこかでみた古いラミレスのギターのナット部分がこんな形だったよな気がします。弦が乗る部分は交換も調整も楽です。(C-300は接着するタイプのナットでした。)ヘッドも円鋸で切り取りクワガタっぽいです。ヤマハの面影なし。

でもって側板サウンドホールです。中のラベルが見えます。ここからホースを入れてギター内部の掃除機かけもやりやすいです。ここにもクリップチューナーをつけられるので便利。いつも弾く位置で聞いてる音がギター正面で聞く音とかなり似てくるので、遊んでるギターがあればお勧めの改造です。
塗装はセラックのタンポ塗り。フレンチポリッシュてえやつです。乾燥までしばらくかかります。まだスキルがないのでさすがに鏡面仕上げ極上というわけにはいきませんがやり方はなんとなくわかりました。
本日、岩手の知人より連絡あって無事を知りまして、ブログにコメントくださるyokoyamaさん(宮城県在住)も無事であるらしいことがわかりましてホッとしております。しかしまだまだ音信不通の方が多く不安であります。