あれは2020年2月下旬の事でした。
中国からの観光客が持ち込んだのか、札幌雪まつりの時期に合わせて札幌でコロナが散見しだし、私の地元オホーツクでは建築資材の展示会で、国内初となるクラスターが発生し、そして予想していた通り首都圏でもポツポツとコロナが確認されていた頃でした。
HIVウイルスに汚染されている医薬品である事を知りながら流通させていたり、原子力発電所が爆発し放射能が拡散している最中に拡散予測システムを閲覧不可にしてみたり、そのような過去からも私は基本的に国の言う事はあまり信用しないようにしています。
コロナウイルスは飛沫感染だ、と当初言われていた時も、私は絶対に空気感染だと思っていたので、営業を続けているパチンコ屋を皆で叩きながら、首都圏の電車やバスを運行させていた事も、なんだか頓珍漢というか非科学的な政府の対応に疑問を感じていました。
そしてその2020年の2月下旬。
私のところで働いてくれていた外国人の技能実習生の法定検診のため、地元のクリニックを受診したのです。
そもそも、2類の伝染病が流行り出している現状で、ほとんど病気の心配のないこんな二十代の若い子をコロナに感染させるリスクの中、健康診断を受けさせる必要が今あるのだろうか?半年や1年延長とかしてもいいのでは?などと不満に思いながら病院に連れて行きました。
そしてその検診からちょうど1週間後から実習生が発熱を始めたのです。昼間は37.2くらいなのですが、夜になると37.5以上の熱が1週間続きました。
コロナではないか⁉️という、言い様のない不安。
もちろんその発熱期間中には、北海道の保健センターに電話で相談をし、その指示に従いました。
発熱4日目に相談すると、コロナではないかもしれないのに病院を受診してコロナに感染してしまう可能性もあるので、もう少し自宅で様子をみてとのこと。
しかし熱は下がらず、発熱7日目に再度相談すると、普段行っている病院でいいので受診してくださいとの事。
冬のオホーツクを、気温がマイナス10度くらいの中を、果たして効果があるだろうかわからないN95マスクを着けて、車の窓を少しだけ開けさせてもらって、片道30分もの時間を実習生を車に乗せて病院に連れて行きました。健康診断を受けた病院とは別の病院です。
当社スタッフからコロナ感染者が出てしまうと、今後の業務についての影響や、あそこの家はコロナの家だと誹謗中傷されるのだろうとか、もう終わった、もう終わった、もう終わった、と絶望感いっぱいで病院に向かったのを今でも覚えています。
今になってしまえば笑い話ですが、あの時は本当に会社の終わりだなと思いました。
でも、見殺しにするわけにはできませんから。
診察後、診察室で先生の説明を聞きます。
インフルエンザ検査は陰性。
胸部レントゲンでは初期の肺炎。
血液検査では白血球が上がっているだか下がっているだかで、ウイルス性の肺炎の疑いがあるから、コロナの可能性が高いので保健所に行ってPCR検査を受けてください、とのこと。
先生が看護師さんに、保健所にPCR検査の依頼電話をするよう指示します。
その間、先生にお願いをします。
保健所には救急車で実習生を搬送してもらえないか、PCR検査結果のいかんにかかわらずこちらの病院に入院させてもらう事は可能かどうか、など。
すると先程の看護師さんが診察室に戻ってきて先生に伝えます。先生限定で医師に電話をかわれと。
30分ほど診察室で待たされたでしょうか。
そして先生が戻りこう言います。
PCR検査は必要なくなりました。
PCR検査はしなくていいです。
風邪の薬を処方するので、自宅で様子をみていてください。
あまりにも予想外の展開に、最初は何を言っているのかわかりませんでした。
それにPCR検査はしなくていいと言われると、何だか腹が立ってきます。
もし実習生がコロナだったりして自宅療養中に容態が悪化しても私は責任を取れません、だからPCR検査をしてください、という問いに先生は言いました。
医師である私がコロナの疑いがあるからとPCR検査を依頼しているのに、保健所は検査をしてくれません。
なので、もしこの患者さんの状態が悪くなって亡くなるような事があったとしても、それは保健所の責任であって、私の責任でもあなたの責任でもありません、と。
PCR検査を否定する保健所の対応に、先生も相当不満のようです。
先生は続けます。
それに、もしPCR検査をしてこの患者さんがコロナだったとしたら、検診をした○×クリニックさんも、うちの病院も、何日も病院を閉めて消毒をしたり、あなたのところも会社からコロナが出たとなったら大変な事になるでしょう?
だから、保健所が検査はしなくていいと言うのだから、検査はしなくていいんです。
たしかに、実習生がコロナだったとしたら大変な事になってしまいます。保健所が検査をする必要はないと言うのだから、かえってその方が自分にとって好都合だと、正直思いました。
けれど、もしこれが技能実習生ではなく、自分だったり家族だったりしたら、PCR検査もしてくれないという保健所の対応に納得できるだろうか、、、と思いを巡らせた時、このコロナ騒動がいかに茶番であるかがわかったのです。
その頃のワイドショーのコロナの話題は、発熱して病院を受診し自宅療養をするも他の病院を3軒4軒と更に受診し、4軒目でコロナと診断され隔離されるに至るが、それまでの間病院をはじごし、感染拡大させるモラルのないけしからない患者、と言うような内容でした。自分もそれまでは発熱しているのなら一軒目の病院の指示に従って家でおとなしく療養しておけ!などと思っていたのですが、きっとその方達は自分がコロナではないかと不安に思い病院を受診するも、私のところの実習生のようにPCR検査をしてくれなかったのではないかと思います。その先生は普段から変わり者だったので、保健所が言う事をそのまま私に伝えてくれたから理解する事ができましたが、保健所が検査を否定しているとはなかなか患者には言えないのではないかと思うのです。それで患者が納得出来ないあいまいな説明しかできず、患者は納得出来ないからまた他の病院を受診する、それがコロナ感染者の病院はしごの実態なのではないかと。
それに実習生の感染ルートです。
うちは食材の買い物に行くにも、実習生を車で連れて行ってやらねばならない田舎にあるので、実習生が休日に一人で外出して外出先で感染してくると言う環境にはありません。
一番可能性があるのが○×クリニックでの健康検診ですが、自分も付き添いをしていたのでその時にコロナを拾ってきたのなら、自分も症状が出ているべきだ?と思うのです。
そしてもっと可能性があるのが、自分や自分の家族から実習生へ感染した可能性です。発熱などの症状はないけど、コロナに感染し、それを仕事時に実習生にうつしてしまった。
外出頻度などの感染リスクを考えると、それが1番合理的なルートだと思うのです。
それに、それ以前に私も微熱が一晩だけと言う日もあったので。
この実習生のコロナ騒動が起きるまでは、毎晩NHKの夜のニュースをチェックして、今日の北海道の感染者数やオホーツク管内の感染者数に一喜一憂していました。
オホーツクは今日は3人だけだとか、今日は6人もいる!とか。
でも実際は、保健所がろくにPCR検査もしていないのだから、今日の感染者数などと発表されるものには、全く何の意味もない捏造された数値であると言うこと。
それにおそらくコロナは自分が思うよりもっと感染が広がっていて、発症しなかったけれどおそらく自分もコロナに感染していただろうし、コロナの抗体を既に獲得しているのであろうと確信しました。
その後の実習生ですが幸いな事に、処方された解熱剤であっけなく熱は下がり、微熱は10日ほど続きましたが、およそ3週間の自宅療養ののち、仕事に戻れるようになりました。
私がコロナワクチンを接種しなかった理由は、①テレビなどの報道と保健所の対応などの実際に、あまりに大きな乖離があり、厚生労働省を信じるに足りないこと。②おそらく既に自分がコロナの免疫を得ていること。
さらにコロナワクチンについても本を何冊か読み自分なりに調べてもみましたが、③1年あまりの短期間に作製した急ごしらえのワクチンであり、かつ治験中のワクチンであること。④mRNAワクチンという人類初の得体の知れないワクチンであるということ、です。
このコロナ禍の3年間、いつものように外食にも行っていたし、旅行にも行っていました。マスクはとやかく言われるのが面倒なので着けてはいましたが、それ以外は全く例年と変わらないです。
ですが、近所にはコロナを恐れて3年間外食も行かなかったというご家庭もあって、そのような地域柄のため、我が家も余計な活動をせずにひっそりとコロナを警戒しています、という色は出していましたが。
昨年は私のまわりでも沢山の方が亡くなられました。
総じてまだ少し早いのではないか?と思うような方が多く、他にも若くして癌になってしまった方や、初診でステージ4という方もおられました。
全てコロナワクチンが原因か否かはわかりませんが、いま言われはじめている超過死亡もコロナワクチンが原因ではないかと私は思います。きっと遅くとも今年末から来年にはワクチンに対する社会認識も大きく変化してくるだろうと思います。
接種後アナフラキーが起きなかったからラッキーなのではなくて、接種後三年五年後からが本当に深刻だと言う専門家もいるようです。
なのでワクチンを接種してしまった方は、一人でも多く少しでも早く、ご自身の体調管理に気を配っていただける意識に変わっていただければと思います。
両親への説得は出来ませんでしたが、甥っ子姪っ子全員がワクチン未接種であるという事が、私の何よりの喜びです。