親だからとか、
年齢が上だからとか、
先生だからとか、
先輩だからとか、
立場的に目上だから、
とかの理由で人を尊敬できません。
尊敬できる人がいないと言っているのではなく、
心で尊敬できない人に対して、
無理矢理上記のような理由で人を尊敬する事ができないのである。
尊敬している人はたくさんいますが、
上記のような枠には入りません。
歳上の人もいるし、
歳下の人もいる。
自分の子供達も自分に持ってない才能や強さを持っていたりするので、尊敬している。
しかし、日本の社会は、
冒頭で述べたような理由で、
人を尊敬しないといけない。
そう。
私がどう思ってようが、
私の気持ちなんて関係なく、
尊敬しないといけない状況があるのだ。
しかしながらアメリカでもそれはある。
もしかしたらアメリカの方が
無茶苦茶やな。
と感じる事が多い。
特に、子供が親や先生に対して尊敬しないといけない事に関しては、自分の気持ちを考える隙すら与えられないくらい叩き込まれる。
学校などで子供が先生や親をバカにする発言をしたらば、
校長室行きか、親呼び出しか、停学になる。
私の子供達は↑まだないが...
私がアメリカの学校に通っていたら、
停学どころか、公立小学校を退学させられているな。
と、よく思う。
ところでこんな日本やアメリカの風習に、
私は疑問がある。
そんなに尊敬してもらいたいなら、
なんで自分が尊敬してもらえる人間にならないのか...
それで全ては解決すると思うが、
人の気持ちとは関係なく、
みんなから尊敬してもらいたくて仕方がない人に限って、
冒頭のように↑意味のわからん常識をふりかざして、人に嘘をつかせ尊敬してもらうのである。
アメリカでよく見かけるのは、
自分の子供に自分を尊敬させるために、
軍隊トレーニングのように仕込む人がいる。
もちろん、
素直に心から自分の親を尊敬している子供もたくさんいる。
そんな親子もいるが、
親が自分の子供に嘘をつかせてまで尊敬させるなんて、
なんやそら?
と、思ってまうのが私である。
しかしながら、
尊敬してもない親に、
子供だから尊敬しないといけない。
と教育されて育ってしまったら、
子供は一生自分に嘘をつく事になり、
それが正しい生き方だ。
と思い込んでしまい、
さらにその子供が親になって自分に子供ができた場合、同じ事を繰り返すのである。
(↑例:私の元旦那)
この世界は自分が尊敬できない人に対し、尊敬を強要された場合、
私はあなたを尊敬できません。
とは言えない、くだらないところなのか...
と、時々思う。
尊敬する人くらい自分の意思で選んでもええんちゃうん??