もしかすると私がやはり間違っているのかもしれない。
私がただ、甘やかせすぎのダメな母親かもしれない。
しかしながら、本心は、ホームスクールにする事にして本当に良かったとつくづく思う。
今日、学校に息子のホームスクールについてのミーティングに行ってきた。
もうブログに書きたくもない程の校長であった。
多分、今までに会ったアメリカの教育者の中で最強の女版おじいだった。
まず、最初に修正だが、
ミネソタでは、留年はよっぽどじゃないとならないそうだ。
私が聞いた相手は、みんな詳しく知らず、適当に答えられた結果、出席日数についての回答がいろいろであったが、今日は校長に確認したから間違いはないだろう。
まず、やはり7日休むと、指導が来るそうだ。
そこから、学校に行けるようになるための会議みたいなのを、専門家と行うそう。
7日休すんだ後は学校を休むたびに行われるそうだ。
ただ、学校という場所に行けない。
と言う、本人も何故学校に行きたくないのか、具体的にわからないのに、そんなミーティングが何の意味があるのか...
それにそんなミーティングをしょっちゅうされていると、
働きに行けない事は確実である。
しかしながら、私は今日、
校長と、カウンセラーと、特別支援カウンセラーに、息子はホームスクールにする予定である事を伝えた。
すると、
なぜ息子は学校に行きたがらないのか?
と聞かれたが、
細かい理由はああだこうだとあるが、とにかく朝から登校を拒否する。
と話した。
次に
朝から晩まで、
どんな風に過ごしているか聞かれたので、
ゲーム三昧だが、
その方が、ゲームを取り上げた時より、言う事を聞いてくれる。
と説明した。
すると、すごい剣幕で、私の育て方にいちゃもんを付けてきた。
あなたは、なぜ、息子が言う事を聞かないなら、ゲーム機を取り上げないの??
と...
いや、だから、それをやって余計に酷くなったからであって...
と言うと、
あなたは子供をコントロールできてないわ!!
好きな事をやらせるから、言う事を聞かないのよ!
と言いだしたので、
それをやったら、普通の生活もやらなくなるんです。
シャワーも拒否、食事も拒否。
と、答えた。
すると、校長は、こんな事を言い出した。
なぜ、それをやり続けなかったのよ?
ご飯だっていつかは食べるわよ。
シャワーだって浴びなくても死なないわ。
ちゃんと、親の言う事を聞かせるのが、あなたのやるべき事でしょ??
と...
お前は鬼か!!
って言いたいが、
沢山のアメリカ人は、本当にこれを信じている。
そして、例のソシアルスキルの話になった。
学校には、ソシアルスキルを学びに来ないといけないと...
だから、私は、
ソシアルスキルって何のためですか?
人のつまらない話を、面白そうな顔して、聞いているフリを学ぶんですか?
作り笑いをして、自分に嘘ついて、相手に気に入られる事を学ぶんですか?
と、聞いたらば、
そんなんじゃない。
と...
学校を卒業して、幸せになる保証はないですよね?
と話すと、なんだかんだ言い訳をしだしたので、
じゃあ、学校をちゃんと卒業して、就職して、そこそこの仕事についたのに、自殺する人がいるのは、何でですか??
と、聞いてみたら...
あー。
その人達はただの精神病の人達よ。
精神に病を抱えてるから、死ぬのよ。
と...
ええええ???
校長がこんなん、言ってええのん??
そもそも、精神的な病を抱えている人だって、かつては普通に学校に通ってた人もいるんじゃないの??
って思ったけど、
もう、目ん玉飛び出しそうで、なんも言えんかった。
もう、ホームスクールにスイッチするの、
全然迷いがなくなったわ。
そう思った。
そして、校長は言った。
私達はあなたの息子の将来を心配して言ってるのよ!
と...
こんなやつに心配されても、なんの得もない。
もうこの際、あれを言ってやった。
えっ?あなたは息子の将来が見えるんですか??
私は見えないんです。
でも、息子が言ってましたが、
人間がする「心配」のうちの95%かそのくらいは、
実際には起こらないそうです。
その心配のために息子を別人に変えて学校に通わすんですか?
と、言ったら、カウンセラー含め、
みんな適当な事を言って、あたふたしていた。
ついでに、校長には、息子の学校での現状を伝えておいた。
息子はすでに、3人の子から、からかわれています。
本人は全く気にしてないし、無視しとくから、別にいいと言ってましたが、
いちお私も目撃してしまったので報告しておきます。
ただ、私も息子ももうちょっと様子はみたいので。
と、言うと...
なんと校長は私にキレだした。
そんなのダメよ!!
あなたは何で自分の息子に、
No!って言い返す事を教えないの!!
と、言いだしたのだ。
えー?私??
と、思ったが、
息子は自閉症であり、
興味のない事は、興味がないんです。
本人が嫌ならNo!とは言うでしょうが、本人が気にしてなければ、言えと言っても言いません。
と答えると、めっちゃ呆れて、
ちゃんとあなたが躾けないといけないわ!!
と、放ったのである。
文化の違いであろうか、
自閉症でも容赦ないのであろうか、
アメリカの学校は、こんなもんみたいだ。
日本にいた時は、
変な年功序列とか、
見た目みんな同じとか、
面倒臭い事あったけど、
アメリカに比べると、
と言うか、
比べ物にならないくらいマシである。
しかしながら、新しい学期が始まったので、今学期は最後まで行きたいと息子は言う。
なんか...
なんで私、ここにおるんやろ...
って思えてきた。
「味方をください」
とか、替え歌歌ってる場合じゃないよな...
てか、ちょっと自画自賛していいですか??
私、鬼校長相手に、ようやったわ。