ここ最近、よく人の名前を
思い出せない時があります

職場でも名前で呼んでる人は
大丈夫なんですが

顔を毎日合わせていても
あの人、名前なんだったけ〜
なんてことがあります

60を過ぎて
いよいよボケて来たかも


娘と話していても色んな言葉が
直ぐに出て来ない時もありますが

アレがさぁとか
アレだったよね~とか言っても
アレコレでだいたい通じます

でも、しまいに娘から
「私はアナタのヨメではありません」
ってよく言われます(笑)

でもさ~
妻はアレコレだけじゃ
たいがい通じなかったけど(笑)


さて、脳ボケは困るけど
写真のボケは大好きです
特に玉ボケ写真が好きです


玉ボケというのは
光源などを利用して
背景が玉状になることを言います

レンズの焦点距離を有効口径で
割った数値のことをF値といい
その値が小さいほどボケやすいです

では、実際に
写真にてご説明しましょう(笑)



以前、庭に咲いていたヒマワリ
背景は夕陽の木漏れ日です


まずはレンズのF値4.0で
撮影してます


玉ボケの大きさが小さいですが
花びらのピントは合わせやすいです


次はF値2.8で撮影


玉ボケが少し大きくなりました
夕陽のキラメキ感が感じられます


さらに今度は
F値1.6で撮ります


玉ボケが大きくなったでしょ

開放に近づくほど(F値を小さくする)
レンズの収差のため玉ボケが
楕円形になっていき
ピントもとてもシビアになります

この後、F値1.2でも撮りましたが
玉は崩れピントも合いませんでした


カメラ、レンズに詳しい人には
説明するまでもなかったんですが
そうでない方にも
興味を持って頂きたくて

ただ、説明が間違っていたら
ごめんなさい
自分もそれほどカメラに
詳しくありません



これからは梅雨の季節
曇りの日も多いです

朝日や夕陽が出て来なくて
光源が使えない時は・・





5月に咲いていた源平小菊

それをバックに庭に咲いていた
イキシア(たぶん)を
玉ボケ風に撮ってみました




ついでに玄関前の
ラベンダーの鉢も持ってきて




5月の爽やかな風に揺れる
ラベンダー

玉ボケと言うには
ちょっとビミョーでしたね(笑)



使ってるカメラも古くなってきて
僕の今持ってるスマホの
カメラの方が画素数が高いくらい

AF(オートフォーカス)は微妙
レンズには手ぶれ補正が
付いていなかったり

外で写真を撮ってきて確認すると
ピント外れなこともよくあります

でも、多少ボケてても
自分の思ってた画が撮れたら
それで良いのかなって
最近は思います



拙庭に咲く花を
季節を追いかけながら

被写体や背景によって
F値も変えながら
色んな玉ボケを楽しんでいます



これからもボケた写真と文に
気長にお付き合い頂けたら
幸いです