ご覧くださり、ありがとうございます

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数字が大好きで、
言語に遅れのある次男を育てています
最近、自閉傾向強めの診断があり
これまでの発達の経緯は
こちらにまとめてますニコ リンク 


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現在、5歳2ヶ月の次男の成長記録です。




先週、WISCを受けて結果をきいてきました。


結果は、全体では、平均域 112


言語 凹 (本当に苦手)

知覚推理 凸 122

ワーキングメモリー 凸

処理速度 凹 (たぶん疲れてた)


の凹凸型でした。




上記の4項目に分けると、

全て平均域でしたが、


更なる詳細やテスト中の様子を見ると、

かなりの凹みもあったとのことです。

・指摘は、「言語」の中の「類似」が低い 7

・「処理速度」の小項目の「絵の抹消」も

 低かったけど、疲れが原因じゃないか

といわれました。

※ゲームアプリのときの応答は速いです。




言語が語彙以外かなり低く、

算数ができるからって

生活で言語の低さを補えるわけではないので、

予後は厳しいものがあります。


支援級など、

少人数で丁寧な指導を受けられる環境が、

望ましいとのアドバイスがありました。




以下、感想です。


①受けてみてよかった


各項目のバランスは、

私が接して感じる体感に近かったです。

次男に関わる方に、

次男のことを知ってもらうための

客観的な資料ができてよかったです。


※私が一生懸命説明しても、裏付けがないと

 「素人の感想でしょ」ってなりますから!


②数値は療育と関係がありそう


知能検査なので、

生まれ持った知能を図るものであって、

外的要因ではあまり上下しない

のが基本的な考えと思っていましたが、

そういうものでもないのかなと思いました。


特に、今回高く出た項目について、

だいたい高くなった理由が思いあたるので、

今回の結果は、生まれ持った知能に

だいぶ下駄を履かせているように思います。


具体的には、


●言語の中で高かった「単語」 14

 療育のフラッシュカードで刷り込んでいます。

 パターン暗記は好きで楽しくやっています。

 日常生活で、単語の意味を類推しながら、

 習得する力は低いように思うので、

 今後も順調に伸びていくかは疑問です。

 療育が終わる就学前に、療育に変わる何かを

 見つけなければと思います。


●「行列推理」「算数」 15

 知育アプリが大好きで、トド算数など、

 たぶんこれまで数万問やっています。

 そんな5歳児は想定されておらず、

 やり込んだのが理由で高く出た気がします。

 のめり込みやすい気質の結果であって

 健常児である長男と比較すると、

 やり込んだ量に対する習熟度は低く感じます。




そんなことを思っていたら、

体感に合うことを書いてくださっている

記事をみつけました。


発達障害児と勉強 



パターン学習が得意な気質の発達障害児は、

低年齢でIQが高めでも、

年齢が上がるにつれて成績が下がるそうです。


理由は、

パターン暗記では対応できず、

習得した知識を複合的に用いる問題が

増えていくから。


特に、大学受験までと大学入学後では、

勉強の質が大きく変わり、

適応できずに退学する率も高いとか。




次男に当てはまるような気がします。


ここから考えるに、


うまく導いてくれる環境にいて、

次男が勉強にのめりこめれば、

大学受験ぐらいまではいける可能性あり

という明るい面があるとともに、


目下の成績がよくても安心せず、

やがて来る就業のイメージもしっかりもって、

社会生活で必要な能力を身に着けられるよう

苦手の底上げをしていかなければ

という課題も感じます。




やはり、就学時は支援級で、


●生活面をきっちり指導してもらう

●勉強も科目ごとの凹凸が激しそうなので、

 本人のペースでやらせてもらう


これがよいのかなと思います。


先生のアドバイスとも一致しています。