クワトロポルテを製作しています。
ボディを塗装していきます。
今回のボディ色はメタリック色ですので、下地は艶ありのブラックとしました。
クレオスのウィーノブラックを塗装しています。
画像では見にくいですが、塗装面に埃が混入してしまいました。
乾燥後#6000のスポンジヤスリで埃を取り除いて再塗装します。
ボディを本塗装しました。
塗膜を薄く5回程度塗装して完了。
今回のクエワトロポルテのボディ色は、
Grigio Alfieriというマセラティを設立したアルフィエ-リ氏の名前が入った色となります。
Grigioはイタリア語でグレーという事の様ですので、
Grigio Alfieri は“アルフィエーリさんのグレー”という事になりますね。
実際は、メタリックグレイ下地に、青~赤又は紫系のパ-ル塗装かな?と想像出来ます。
しかしこの色が微妙過ぎて調色も例に漏れず難航しました。
まず、今回塗装する模型が1/43スケ-ルと小さいので、メタリック粒子が大きくなり過ぎない狙いでクレオスの8番のシルバ-をベ-スにしました。
8番のシルバ-にシアン、マゼンタ、をほぼ同量づつ足して、少量のイエロ-を添加。メタリックグレ-色に近づけます。
そこに、パ-ルブル-とパ-ルレッドを吹き付けながら確認して足していき、私なりのGrigioAlfieriを作りました。
パ-ル塗装は、通常雲母入りのクリアーをベ-ス色塗装後に別体で吹き付けますが、今回はその方法ではどうしてもパ-ルが主張しすぎたので、
今回は雲母を本体の塗料に加えてパール入り塗料で塗装する形としました。
クリア塗装は、今回もフィニッシヤ-ズのGP-1を使用します。
クリアをかけると、青と赤のパ-ル粒子が浮かび上がって来ました。
おおよそ自分のイメ-ジ通りにはなりました。
今回はここまでです。