Mclaren MP4/6を製作しています。
引き続き、リアウイングの製作です。
翼端板にフラップの位置を書き込んで取り付け用の穴を0.5Φで開けます。
翼端板は2枚重ねて製作していますので、穴がズレることもありません。
キットの物に比べて、空力的に”重め”の
”なんちゃってブラジルGP仕様”のリアウイングとなりました。
続いて、ウイングステイの調整です。
リアウイングとボディカウルの最高部になるインダクションポッドがほぼ同じ高さとなっています。
キット付属のリアウイングは、正にこの仕様に見えます。
サンマリノ、ドイツ、ベルギ-GP辺りの高速サ-キットで使用された仕様の様にも見えます。
この個体のシャシ-NOはMP4/6-9ということで、資料を調べると、ベルガ-が後半から最終戦までの5戦程度レ-スで使用したマシンの様です。
1991年の最終戦はオ-ストラリアのアデレ-ド市街地でしたから、相当重いウイングを装備していたはずですので、この個体が最終戦のままと言う訳でもない様です。
ウイングステイも、メインフラップの高さ自体が下がるので、製作し直します。
本体は、0.5mmのプラ板を切り出しました。
アンダ-トレイとの合いはイマイチですが、ボディカウルを被せて、ウイングの高さを調整しました。
翼端板の最後部にある折り返し部分を追加します。
金属製の作業板に翼端板を貼り付けて、裏面をタガネで0.2mm程度掘り下げます。
掘り下げた部分に、真鍮のL型アングルを貼り付けます。
裏面を平にならして、翼端板完成です。
下側のフラップです。
キットの物をそのまま使用しますが、歪んでいるので修正します。
0.3mm幅で溝を掘り、0.5mmのプラ板を差し込んで固定しました。
今後、ガ-ニ-フラップと、スプリッタ-を製作予定です。
スプリッターの取付基部は、マルボロのロゴを避けるように切り欠かれています。
今回はここまでです。