”18 家族からの着信” | ☆再生不良性貧血・骨髄移植を兄妹愛で闘った日々☆

☆再生不良性貧血・骨髄移植を兄妹愛で闘った日々☆

娘の再生不良性貧血と骨髄移植
普段から仲良しの年子兄妹。
フルマッチ移植を二人で闘います。
普段はいつも負けてばかりの兄が、強い妹の為に頑張ります。本当は、優しいから負けてあげてるんだよね。
一度ならず二度も、一生懸命に妹の細胞と闘い妹を守り抜きます。



私も娘に移植する為の最終検査をする日に、言われた言葉が…

「ママ~、私が居なければ、私が病気じゃなければ、そしたらママはもっと、もっと、好きな仕事を出来たのに。もっと、いろんなこと出来たのに、ごめん。」
と…言われました。


その時は、笑って私は、
「そんなん思ってたん?娘ちゃんが居るから頑張れる。頑張る意味があるんだよ。いっぱい一緒にしたいこと、行きたい所、食べたい物、叶えたいしね~なにより、ママ十分好きなことしてるよ~」
と返しました。


「私の為に、たくさんお金遣わせてる。他の兄弟に寂しい想いさせてる。次男には、恐い想いも…なんか、私ってなんやろ?」
って。


なんやろ?って、我が家の宝だよ。
太陽だよ。
娘ちゃんの存在が、笑顔が頑張るチカラになるんだよ。

なんでもっと、ちゃんと話聞いてあげなかったんだろ?!


そんなこと言ったら、
「ママは、こんなに大切で大切で可愛い貴女をなんで、健康に産んであげれなかったのかな?あんなに頑張ってくれた貴女をなんで、守りきれなかったのかな?!」

「ごめん。」
なんて、ちがう。
そんなふうに思わなくていい。

娘ちゃん。
貴女は、私たちの自慢の娘ちゃんだから。
大切な可愛い娘ちゃんだから。


会いたいよ…
会いたいよ…

いっぱい、ギューって抱き締めたいよ~