年金未納で「差し押さえ」って本当にあるんですか? 数年間「督促」の連絡が届いていますが、貯金がないから大丈夫なのでしょうか…?(ファイナンシャルフィールド)#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/305e87036c543e5002fc80224a88377db899b9a6


正社員登用されてる方は

職場で、社会保険と年金保険料を

天引きされているのでまず、

記事のようなことはないのですが


自営業や専業主婦の方、

アルバイトやパート、派遣社員

などのいわゆる非正規職と言われる方は

国民年金に加入が義務になっていて


16520円/月 の保険料支払いが

必要になります。


最低でも10年納めていれば

将来僅かではありますが年金は

受取れるというもの。


30年ほど前は月に8000円ほどだった

保険料も今では倍以上になって

その間に保険料が何に使われてんだ?!

って騒ぎにもなりましたね。



さて、この国民年金保険料。

私の職場にはたくさんの市民から

よく相談や問い合わせが来ます。



支払いが困難だったり

ちょっと安くは出来ないか

様々なお話を耳にします。


相談に来られてる方には

納付に関する様々な制度があるので

案内をして必要な書類を揃えて

役場の国民年金担当若しくは

近くの年金事務所に行くようにと。

と、ここまでは至って普通。

まだ相談に来てるので

公的に記録を残せるんで大丈夫。



一番やっちゃいけないのが、

記事にあるようなこと。

年金機構から来る「督促状」は

言わば最終通告になります。



記事にもそこまでの経緯は書いてますが

この督促状まで無視をしてしまうと

法律に基づいて、強制徴収と言う

処理に移ります。

いわゆる「資産差押」手続きです。


貯金や手元に現金はなくとも

財産家財は差し押さえてしまうので

地方税法や所得税法と同じ権限で

以って車や電気製品、家具なども

また自営業の方は売掛金や

取引で得る予定の債権までもが対象に

なる可能性もあります。


もちろん、予告なしです。

預貯金や生命保険、給与など

お金の流れや流動資産は既に把握して

処理に移ります。


ある方の強制徴収の手続きを踏まえる

経緯を見たことはありますが、

実に重々しい空気になります。


最終判断は地域を司る

年金機構事務センター長がしますが、

コレは出来ることならしたくないと

年金機構職員さんも言うくらい。


詳細は書けませんが、

納付が厳しい時は相談して

全額免除や半額、

三分の一、四分の一免除などもあれば

納付猶予というものもあります。


将来の年金受取に影響は出ますが、

貰えないよりは遥かにマシですし

何より財産差押ってのは

色んな公的機関や記録にも残りますし

それよりは良いですから

役場や年金事務所に足を運んで

相談して下さい。



今のところ、この年金制度が

崩壊することはありません!!


が!!



公的機関に勤める私が言うのも

何ですが



これだけ少子化が進んで

高齢化が止まらないともなれば

年金はもらえなくなる可能性が

高くなるかもしれませんね。


ましてや、今は増税に物価高。

おまけに海外から日本に移住者爆増。



年金制度がいずれ廃ってくるのも

時間の問題かな。



とは言え、納めなくて

いいわけじゃないので


はい。



はぁ( ´Д`)=3

ホント、国も自治体も何してんだか