こんばんわ。


つい、今しがた元妻から電話がありました。
久しぶりの電話で何かと思えば・・・




予想通りのお金の件でした。





娘が中学生になるので、自転車や制服などの必要な物があるとの事。



あと、先日、仕事を辞めたと。
これも予想通りの展開でした。




一応、聞きました。買えるのか?と。
すると、一番大事な定期があって、それを崩そうか考えてると。卒業式用のスーツも欲しいし、車の任意保険の継続もある。
申し訳ないけど、そっちのお義父さんとかにお願いして、少し何とかならないだろうかと言う話だった。


前々からウチのクソ親父や兄が、中学に上がる私の娘のためにいくらか用意はしてくれてたみたいですが、これは結婚当初から私みたいな、くずを拾って結婚までしてくださった、迷惑料的な考えで用意をしてくれたようなもので(笑)。実家に行けば渡してくれるお金でした。




まぁ、私も本来は死んでいた身。
あの日から32年も生かせてもらいましたし。
結婚、離婚して気がつけば50も手前。

私ははっきり言いました。


そうか。大変なのはわかった。
借りるとか貸すとか、もうそんな風に考えてるならやめてくれ。親父とか兄がその金を作ったのは私みたいな奴を貰ってくれた詫びの気持ちと、娘を一番考えてくれてるからで、貰えるものだと考えたら良い。親父も私も永くはないし。何より私は貧乏クジや。お前らにとれば。
カネだけ頼りたいなら頼れば良い。
お前らに言われた貧乏クジって言葉はこの先、死ぬまで忘れない。だけど、それを拾ってくれて娘を生ませてしまい、申し訳なく思う。
お前が別の人に行って欲しくはないし、娘も心配。大事な二人やから、心配。
だけど、私よりも娘を案じてるのはウチの家。
親父からすれば初めての女の子の孫。あんなクソ親父でも孫は気がかりなんやろ。
私も出来うる限りの金は出す。ウチの家も用意をする。
私に関わってしまったばかりに皆に迷惑かかる。ごめんな、あとこんな私を拾ってくれた事に感謝するわ。



この話をしながら私は電話で泣いてました。
悔しいやら何やら。
あらゆる感情入り交じって。


死ぬまで貧乏クジって言われたことを忘れないといったら「ごめん。そんなことはないよ」と、その場しのぎの謝りかたの様に感じましたが、話してくれました。


頼るのは間違いかもしれんと要ってはいましたが、現に妻側のお義父さんには殆ど資産はない状態の家。他に頼る所は無いのでしょうし、義妹夫婦に何かお願いしたわけでもない。身内には私の悪い事はいくらでも話すが、こうしたことは話さないし、私の家が異常なまでの孫かわいさに漬け込んだり、何かのお金を残しているのは知っているので、何かあれば私を唆せば良いと考えてるんだと思うと、腹は立ちます。

私がここまで生きているのは、このクソみたいな親父も嫌々力は出したんだろうし、申し訳ない。生まれてきたのも間違いかもしれん。
その上で娘もいるから尚、心配なのかもしれない。
大した稼ぎもないし、人よりは劣る私だからな。親父や兄は自分が標準だと考えてるからね。



泣くのをごまかすように話しはしましたが、
離婚して頼ってもらうのは良い。ウチの親父が死に、骨も拾わなくていいし、私も実家の墓もこっちの墓にも入れんけど、あんたら二人を心配し、案じているやつらは一匹はおるぞと頭の片隅に置いといてくれや。と電話切る前に言いました。



私も情けないですが、こんな体ゆえに仕事の稼ぎもないし、ドンと金を出せる訳でもない。
私の親がいくらか出すとは言え、私の力の無さに情けなさは感じました。

私も実父に頭下げなアカンって言う(笑)。
まぁ、私はいいですよ。
嫌われた四十数年過ごしてますから。


不貞やら何やらで離婚していたらまた変わってたんですかね、私ら(笑)。