注※いつもお読みいただきありがとうございます。
今回手術の記録として書いてますので、腫瘍をイメージさせるような画像を載せています。
平成27年8月13日 午前11時30分~
右腋窩リンパ腫切除手術 行ってきました。
たしか、30分で終わるから~と言われたので、ちょっとコンビニ行ってくるくらいのノリで出かけました。
とりあえず手術室。怖かったわ~。
ドラマでよく見るあれね。手術台の上のライト。
あとは心拍数はかる装置もつけられ・・
ピッ ピッ ピッ ってやつ。
こんなに本格的だなんて・・・((゚m゚;)
以前右耳の下にできた腫瘍を切除したときは、処置室みたいなところでチョイチョイとやってもらって終わりだったから、そんなんを想像していたんだけど・・
さすが大学病院。。。
手術台の上からキョロキョロと見回して、へぇ~すごーい。なんだあの装置?と初めて見る光景に感心してみたり。。
心拍数って呼吸で変わるよね、きっと。と思って深呼吸して数値を変化させてみたり。。。
これから手術を受ける患者としてあるまじき行動をしてたと思います。。(●´ω`●)ゞ
ひとしきり楽しんだあとで、急に我にかえったら、時間が気になりました。
11時半から30分。お昼過ぎには帰れるな~っという計算だったのですが。。。
もう12時やん∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
でも仕方ない、もう戻れはしない。。(笑)
まじか~。。。と思っているところへドクター登場。
オペ用の服装をしたドクターはいつもとちょっと。。。。も違いませんでした(^▽^;)
「さぁ。始めるよ~!」
「局部麻酔ね。これがちょっと痛いから~。麻酔を打つ痛みを和らげる方法はないから~。」
知ってます。。。( ̄_ ̄ i)
ちょいっと麻酔を打って、「次は、メスね。メス。メス入りま~す」
もう切れたのね。。。
「途中つっぱるような痛みがあったら教えて下さいね~。」
はい。
こんな本格的な手術台に寝ころびながら意識があるって、なんか変な感じ。
周りの看護師さんたちの会話も丸聞こえだし、ドクター私のわきの下開きながら次の手術の指示出してるし。。。
ま、飛び入りでいれてもらったし、そんなに大した手術じゃないからこんなもんか。。
と、余裕でいた次の瞬間!!!!!
「痛っ!!((>д<))!!!」
先生、何やった???そこめっちゃ痛い。
二の腕に灼けるような強烈な痛み。
でも負けん、そう思って我慢すること数秒σ(^_^;)
「先生、ごめんなさい。そこ無理。めっちゃ痛い。二の腕が痛い。」と訴えました。
するとドクター手を止めて、「う~~~~~~ん。痛いよね。ここね。神経だね。」
局部麻酔 追加。
しばらく良くなりましたが、また数分すると、同じ痛み。
「ちょっと、無理です。ごめんなさい。や、かなり無理です。」
ドクター、「ここも痛いよね~。神経だね~。」
「う~~~~~~~ん。」
局部麻酔 追加。
そんな流れを繰り返すこと5~6回。
と、今度は助手の先生呼び出し。
「これちょっと、一人じゃ無理だ。3番から○○先生呼んで」って。
何ですと???
ちょちょいと30分の手術だったんじゃないの???
助手ドクターが来てくれてからは、もう言葉じゃ書けない。
切り口カパッと開いて、奥の奥までメス入れてたんだと思います。
痛くて痛くて、麻酔をどんなに追加したって痛くて痛くて。
右腕が肩からもげるような痛み。右乳房ごと全部が燃えてるような痛み。
泣きましたわ(;^ω^A
で、過呼吸になって例の心拍数おかしくなって、点滴から痛み止め投入されました。
「眠くなる痛み止めだから。。寝てる間にやっちゃうからね~」
というのがドクターの狙いだったようですが、下半身の感覚が何となくおかしくなるだけで、あまり効果なし。。
ドクター私の顔のぞきこんで、「あかん、まだ泣いてるわ」って。。(゚_゚i)
だって寝てしまったら。。。帰るのが遅くなる!!←これが私の言い分。
あんまり寝ないし、痛がるし。。で痛み止めが追加となり、少し意識が朦朧としたけど、
それでもここで寝てしまっては、この後の計画がすべてダメになる。。
という私の意固地が勝利をおさめ(^▽^;)、痛みを耐え忍ぶこと1時間。。。
「よし、糸。糸ちょうだい」
終わった??
「先生、とれました?」
「はい、とれました(^ ^)」
「やった~~~~~!!!!о(ж>▽<)y ☆」
くぅぅぅ~~~~っ。゚(T^T)゚。頑張ったぁ。
もう最後の方は理性もよそ行き顔も全てぶっ飛んで、娘仕込みの?JK用語炸裂(笑)
「まじっすか~。やばい。そこやばい。」しか言ってなかった気がする。。(*v.v)。
で、私のわきの下から出てきたもの。。。
うん。これがピッタリ。 南高梅。 もちろん、1個ですけどね。
この南高梅サイズの腫瘍に、ありとあらゆる神経が癒着し、筋肉も癒着し。。。。((゚m゚;)
それを切り離したそうで。。。
術後、ドクターがしきりに「ごめんね。ごめんね。」と謝罪炸裂 (笑)
どうやら診断が甘かった。。ってことかな。
【16mm】との診断結果が記載された手術同意書。
術後の記録には、【30mm超】との記載がありましたとさ( ・(ェ)・)
しかも腫瘍を通っていた神経の内、名もないような神経はすべて麻痺させたということで、
右わきの下の感覚が鈍る。。という後遺症付き(-。-;)
何てことでしょう。という思いもあるけれど、でも、まぁ、本来体内にあってはならない物体が一つ、私の体から出ていったんだから良しとしますか!
こうして、ホルマリン漬けされた私の腫瘍は、HER2検査へ旅立ちました。
結果は次回の診察日、9月11日。
ど~か新種の悪でありませんように。。。(。-人-。)。。。全力で祈る。