ブログネタ:褒められて嬉しかった一言を教えて!
かーばんくるは報酬を伴う仕事をしていません。
毎日オウチで、家や家族の仕事をエイヤッ!エイヤー!!とやっつけています。
けれど。
主婦業や母業と言う物は、わかりやすく結果が出る仕事ではありません。
(公民館にオクサマ成績表とかあったら面白いかもしれないけど。)
しかも。
得手・不得手はあっても、誰でも出来る仕事だから良し悪しがわかりにくいのです。
(結婚した相手が家にいる事を希望、もしくは許可したらOKですもんね。)
だから。
褒められることよりも、
ブラザーズからの 『 ママ、ありがとう。』 のように、感謝されることや
ダーからの 『 今日もお疲れ様。』 みたいに労われることの方が多い気がします。
(もちろん両方とも心を優しく包んでくれる大切な言葉ですよ!)
あ、でも、もちろん、褒められることだってあるんですよ~。
それは、やっぱり、いつものごはん!
『うわぁ、これおいしい!ままっておりょうり、じょうずぅ~♪』
『へぇ~こんなの味付けって食べた事無かったなぁ~よく思い付いたね!』
そんな風におだてられたら、すぐに木に登っちゃうかーばんくるです。
贅沢ディナーじゃないけど、”毎日の”夕ご飯を今日もクルクル考えます。
「何が喜ぶかな?」 「どうしたら食べてくれるかな?」 「冷蔵庫と相談してみるかー。」
最近、食や食事について、少しだけ考えました。
食事と言うよりは、料理や調理って言う事について、考える事がありました。
考え方は十人十色だから、
それはダメとか、それはおかしいとか、それは間違ってるとか言いたくはないんです。
だから、結構長く考えたイロイロは特に書きません。
そういう風にイロイロを考えた後で、
じゃあ自分がしたい”食”って何なんだろう?って自問するようになりました。
そんな時に知ったのが、
LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (by ほぼ日刊イトイ新聞)
私が思ってたこと、なんでわかったの!?って思いました。
そう。
私が作りたいのは家庭料理。
今まで心に抱いていたのに上手く表現出来なかった言葉が見つかった。
頭で思い描いた欠片を一つ一つまとめてやっとアウトプット出来た、そんな感じ。
立派じゃなくて、贅沢じゃなくて、”ただの”家庭料理。
レシピは頭の中よ~って言う素朴なスッピンの母の味。
そういうのが作りたい。
例えば。
母が作るスパゲッティと言ったらミートソースでした。
それもたっぷりの挽肉と、これまたたっぷりの玉ねぎのみじん切りが入ったの。
ソースと言うより、もはや具だった感も否めなかったけど・・・大好きだったなぁ。
そう言う、おらが的な料理をブラザーズの中に残して行きたい。
願わくば、お手伝いした経験や食卓の笑顔の記憶も一緒に。
そんなわけで。
改めて、今日から再出発!の夕ご飯。
献立は・・・和風ハンバーグと、人参のサラダと、冷奴と、牛蒡と揚げのお味噌汁。
ね、なんでもないでしょ。
ポン酢を作っておきます。今日は生レモン。
黄金の比率は、レモン1:酢1:つゆ3、ですよ。
お水を張ったボウルに絞り終わったレモンの皮を放ります。
そこに、皮を剝いて5~8mmにスライスした蓮根を入れておきます。
次は長葱。
まず縦にサーッと切って、45度クルッと回して、また縦にサーッと切ります。
後はタンタンタンっと切っていくだけ。
こうすると簡単にみじん切りが出来ますよ。
今日は和食っぽいものなので、小鉢は冷奴にしてしまいましょう。
ブロー豆腐をきれいに切って小皿に乗せて冷蔵庫で冷やしておきます。
あ、カットした端っこはもちろん使います。
取っておいて下さいね。
長葱と片栗粉、それと挽肉。
冷蔵庫から出したばっかりのお肉は冷たいけど、頑張ってこねて下さい。
お肉のやわらかさを見ながら、取っておいた豆腐を足して行きます。
柔らかい食感が好きな人は多め、お肉の食感が好きな人は少なめ。
ちなみにかーばんくるは大さじ4も入れました。
このタネをコロコロっと簡単に手で丸めて蓮根とくっつけます。
片栗粉でつないでも良いけど、
こうやってグーッと押して蓮根の穴にお肉を詰めておけば大丈夫。
表に返して、
大葉を乗せます。
あ、出汁が取れました。
漉してお鍋に戻します。
この鰹節の出し殻も取っておいて下さいね。
人参の皮を剝いてスライサーでスライス。
なるべく細かくしたいのでスライサーで薄く薄く。
細めの千切りにしたらボウルに移して、
さっきの鰹節と、ごま油と、お酢、マヨネーズ。
軽く和えて置いておきます。
今度は牛蒡。
出汁の入ったお鍋に直接スライサーでスライス。
アク抜きは、しません。
牛蒡に火が通ったら、あぶらげとお味噌を入れておきます。
あぁ、そうそう。
ブラザーズの分は、お団子にしたタネを棒に刺して焼きます。
ちなみにアイスのPALMの棒です。短くて、便利。
成型したら、片栗粉を塗しておきますよ。
こうすると表面がカリッとなって食感が面白いし、タレも染みます。
子供用は醤油と砂糖で甘辛の照り焼き風にね。
大人用はおろしポン酢で。
下ろした大根を軽く搾ってポン酢と合わせます。
比率は1:1ですよー。
両方大さじ4づつ、入れました。
さっきの人参、少ししんなりして来ました。
少し絞って、味を見て、お好みでお塩を足して味加減。
お皿に盛っておきます。
にんにくの皮を剝いて包丁の腹でつぶします。
ぐっ!ぐっ!
割れたらOKですよ。
ごま油とにんにくを入れたフライパンを熱して、
香りが立って来たら、ついに焼いて行きますよー。
大葉の方から入れてくださいね。
あ、にんにくはバーグの上に乗っけておいて下さい。
中火で2~3分。
大葉に焦げ目がついたら、ひっくり返します。
お酒を大さじ1くらい入れて、少し火を弱めて、蓋をして蒸し焼きにします。
4分くらいかな。
できあがり!
人参サラダを添えておいたお皿にバーグを乗せて、
おろしポン酢をザーッとかけて。
柚子胡椒をちょこんと添えて。
『ごはん、できたよー♪』 はここでね。
家族が揃う間に、ご飯とお味噌汁もよそってしまいます。
冷蔵庫の冷奴も忘れないでね。
さぁ、冷めないうちに皆でいただきましょう。
ハイ!
『いただきます!!』
【蓮根と大葉のハンバーグ】
蓮根(産直れんこん) 8cm(100gくらい)
長葱(エコ・ねぎ) 1本
挽肉(合びき肉牛5:豚5ハンバーグ用) 300g
豆腐(うめてば豆腐) 大さじ4
片栗粉 大さじ2
大葉(エコ・大葉) 10枚
・ソテー
ごま油(一番しぼりごま油) 大さじ1
にんにく(青森のにんにく(バラ)) 3片
・ソース
大根おろし(エコ・大根) おおさじ4
ポン酢 大さじ4
(レモン汁1:酢(ミヅホ純米酢)1:めんつゆ(便利つゆ)3)
【人参サラダ】
人参(エコ・人参) 中1本
酢(ミヅホ純米酢) 大さじ1
ごま油(一番しぼりごま油) 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
塩(海はいのち) ひとつまみ
【牛蒡のお味噌汁】
出汁 400cc
牛蒡(エコ・ごぼう) 1本
油揚げ(きざみうす揚げ) 1/2枚
お味噌(国産大豆のみそ) お好みで
【冷奴】
豆腐(うめてば豆腐) 200g
鰹節 適量
【白飯】
米(北海道おぼろ月) 2合
( )の食品は全てパルシステム で買ったものです。