読書の知恵を 日常に活かす♪
暮らしの読書コンシェルジュ ますみです。
「鹿の王」と聞いた時に、思い浮かんだイメージは??
ジブリっ子の私は「もののけ姫」のシシ神か…。ザ・ワンパターン

私の2023年は「鹿の王」4冊没頭で幕を開けました
〜あらすじ〜
強大な帝国が支配する世界。
戦士団の頭であったヴァンは奴隷として囚われるが、その岩塩鉱で発生した謎の病から生き延びる。
ヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名付けて旅することになる。
一方、若き天才医術師ホッサルは、その病の治療法を探して奔走する。
物語の要素が多すぎて、簡潔なあらすじにまとめきれないです。
ジブリ系シシガミ様ではなく、自然百景やダーウィン系では全然ない(笑)
「鹿の王」の意味は、読書体験で!
謎の流行り病を突き詰めていく医療的な要素が強く、そこに政治的な状況が絡み、争い事は絶えない。
幼いユナの無邪気さが明るい光でした
羊を追う民、トナカイを追う民、地を耕す民、狩りをする民、屋台を出している商人たち、異なる顔、異なる言葉、異なる匂いが、渾然一体となってこの草原に満ちている。
身体も国も、ひとかたまりの何かであるような気がするが、実はそうではないのだろう。
雑多な小さな命が寄り集まり、それぞれの命を生きながら、いつしか渾然一体となって、ひとつの大きな命をつないでいるだけなのだ。
「鹿の王」読了後、外伝(水底の橋)を借りてきて手元にあります。でも、読むのを保留中。
何故って……
みんなが元気に幸せでありますように。