読書の知恵を 日常に活かす♪

暮らしの読書コンシェルジュ ますみです。
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サムネイル

谷川俊太郎さんの絵本



ぼく


「自死」について谷川俊太郎さんがつむいだ言葉に、合田里美さんが描いた日常風景が添えられています。

ぼくはしんだ じぶんでしんだ


当たり前だった光景や見慣れた景色を見つめる「ぼく」の姿。日常で見かける小学生が思い浮かぶようなリアルさがあります。




人が亡くなるのは悲しい。自死となるとせつない。子どもの自死となるといたたまれないです悲しい

〜岩崎書店のサイトより一部抜粋〜

編集部より


この絵本を読んで、自分のなかに「ぼく」のような気持ちがある、とかんじる人はいるでしょうか。
まず最初に、このようにつたえさせてください。

「死なないでください」

(中略)

まわりのだれにも話せないというときに、たとえば、国や各自治体が設置している相談窓口を利用するという選択肢もあります。 24時間子どもSOSダイヤルや、全国いのちの電話、18歳までの子どものための相談先「チャイルドライン®」など、さまざまな窓口が用意されています。
電話をしたり、メールを送るのは勇気がいることですが、だれにも話せないあなたの思いを、気持ちをつたえてみてください。


文中に「チャイルドライン」!!
私の勤めている団体がチャイルドラインの活動を支援している関係で、代表や理事の方に何度もお会いしました。
そのご縁がなければ存在を知らなかった…
意識して見ると、、3兄弟の誰かの部屋に「チャイルドラインカード」が落ちていました。
電話番号などが記載されたカード。小中学生向けはファイターズ基金からの寄贈、高校生用カードは道新からの支援とのこと。

学校を通して配られたカード。特に問題なければ床に落ちているようなカードが、行き場のなくなった「ぼく」の命綱になったかもしれません。
改めてチャイルドラインのHPを見ると…
電話を受けて話を聞く「受け手」はボランティア。養成研修は1年間で、研修費や交通費は自己負担
熱意がある人にしか務まらないのでは?!気軽に「お手伝いします」なんて言えません。

私が今すぐに出来ることは、チャイルドラインを知ってもらうための発信でしょうか。
チャイルドラインという居場所がありますよ〜ということ。この活動に尽力している大人達がいるということ。

活動紹介の動画が出来たので、YouTubeにUPされたらブログで紹介しようと思っています。

生きている奇跡


子ども達が、大人になれますように


今日もありがとうございますお願い
みんなが元気に幸せでありますように。