こんばんは。
昨日は怒りについてのお話を書かせていただきました。
昨日の記事です。よろしければこちらも読んでみてくださいね。
この記事を書いたあと、ふと思い出したことがありました。
先日、先輩カウンセラーさんのカウンセリングを受けているときに、言われた
『照世ちゃんって、自分の尊厳を守るための怒りがあんまり出せてないんじゃない?』
というお言葉…。
なので、今日は
自分の尊厳を守るための怒り
について書いてみようと思います。
昨日の記事の、怒りの目的でいうと、
③プライバシーなどの人権を脅かされるような場面における権利擁護
が、これに当たるのではないかなぁと思います。
私のことをそんなふうに扱うなんて許さない!
とか、
そういう怒りなのかなぁと思うのですが、
昨日の記事を書いてた時にはうまく例が思い浮かばなかったので、
やっぱり私には苦手な怒りなのかも知れません。
でも、昨日、子供の頃の悲しかった出来事の書き換えをしていた時に、
ふと脳裏に蘇ってきた場面がありました。
『出来もしないことは最初から言うな!』
と、母に言われて、
『出来ないかどうかなんて、やってみなくちゃ分からないじゃない!お母さんのバカ!!』
と、めっちゃ怒っている私。
あぁ、これだぁ…って思いました。
なーんだ。
私、小さい頃はちゃんと、自分の尊厳を守るために怒れていたんだなぁって。
それが、いつの間にか、
何か言われるたびに
イヤなことが起こるたびに
私が悪いからなんだろうな。…なら、仕方ないな。
と受け取るようなクセがついて
自分のために怒ることが、だんだんできなくなっていったんだと気づきました。
他者をコントロールするための怒りは、
思い返すと少し自己嫌悪に陥ったりもしますが、
自分の尊厳を守るための怒りって
なんだか、少し誇らしい気持ちにもなるような
そんな感じがしませんか?
意識としては他の怒りと同じマイナスだから
きっとマイナスが返ってくるのかもしれないけど、
結果なんてどーでもよくって、
私が私のためにちゃんと怒ってあげられたこと。
それが私はうれしいし、
そんな自分に誇りを持てる感じがします。
そう思うと、
私の意識を変えるきっかけとなった娘のあの言葉…
『生きてるだけでエライって言ってよ!!』
あれも、
娘にとっての自分の尊厳を守るための怒りだったんだなぁとしみじみ思います。
そして、子供ってやっぱりすごいなぁと思うのです。
生きてるだけでエライんだよ。
私も、
ママも。
そんなメッセージと一緒に、
こんなふうに自分のために怒るって、すごく大事なことなんだよ
っていうことも
あの時すでに、ママに教えてくれていたんだなぁってことに
今更だけど気がついて、
とてもありがたい気持ちになりました。
娘が自分の尊厳を守るために怒った日のお話は、こちらです。