長男は六年生なので、秋の修学旅行に向けて、行き先別のリーフレットを作るのだそうです。
「おれね、●●記念館にした。」
と言っていました。
修学旅行の行き先には、●●パークとか、子どもの喜びそうなテーマパークも含まれていて、リーフレット作りも、そういう場所に手を挙げる子が男女ともに多かったそうです。
長男も最初、自分の仲のいい友達のいる、その県の特産品などについて調べる班に行こうかと思っていたそう。
でも、そのときこの特攻の記念館に手を挙げていた子が女子一人だったので、先生が
「ここは一人だと大変だからほかに誰かいないかな❓」
と言ったんだそうです。うーん、この女の子すごいな〜私なら絶対できん。カッコいい。
「で、おれ、手あげて一緒ににその子と調べることにした。」
えっ。
女の子一人のとこに・・それはそれで、なんかうちの子もすごいな
からかわれたりしないのかな❓
私が小学生の頃ならまず確実に次の日黒板に相合傘書かれるパターンやけど。
「おれさ、女子が一人で、そこに興味あったからかは知らんけど、手を挙げるってすごいなと思った。おれも最初は仲良いやつがおるとこに行こうかと思っとったけど、テーマがはっきりしとるほうが調べやすいかなって思ったしね。」
なんか、いろいろまじめにちゃんと考えてるんだな~
四年生くらいの頃は、「女子は怖い」とか、「そもそも話合わん。」と言ってたけど、そういう偏見もなくなってるみたい。
うん、いい傾向だね(o^^o)
女子だからとか、男子だからじゃなくて、まずはその人と話してみて。
そういう感覚、大事だよね❗️
一緒にやることになったその女の子は、幼稚園のとき、三年間クラスも一緒だった。
長男は、女の子と全然一緒に遊ぶような接点がなく、そもそも女子に興味すらなかったけど、ほかの男子のお母さんに、その女の子が男の子たちかやは「一番人気なんよ。」と聞かされていた。
そしてその理由は、ふわふわの天パのロングヘアーだとも聞いていた。
そんなザ、女の子の典型みたいな見かけの子なので、長男から話をきいたとき、一人で毅然と手を挙げて、自分の興味のある場所を選んだということが、ちょっと想像できなかったけど、
「あのひとはウルトラマンとかめっちゃ詳しいからね。ヤバイよ。」
と追加情報。
そうか、そういう女の子なんだ。周りに流されないで、自分が好きなものを好きといえる。この年頃の女の子では案外難しいことかもしれない。
そういえば、たまたま会うと次男にも声をかけてくれたり、私にあった時もきたんと笑顔で会釈してくれる、感じのいい子だったなぁ。
リーフレット作り、楽しく協力していいものができるといいね〜と思う母なのでした