高校時代、わたくしには6人の仲間がいた。
今年、その内の一人が42歳で結婚した。
5月、別の友人が43歳の誕生日を迎えた。
昨日、ほとんど20年振りに再会した友人は、独身でイキイキと保育園の先生をしている。
人生の選択はそれぞれにバラバラ。
何がいい、悪いだなんて思わない。それぞれの人生にひたすら感心し
敬意を払い、楽しく、そして深く会話している。
だけど、月日が流れるのは本当に早く
あと10年も経たない内に50代になるなんて・・・という感じで会話もしている。
経験を積み重ねながら生きてきた。
時に仕事の重みにつぶされそうになりながら。
お金に苦労しながら。
人間関係に悩まされながら。
子供の成長に一喜一憂しながら。
この手で何かを掴み取る・・・というよりは、ふわっとすくい上げ不器用に眺めてきた。
こぼれ落ちてしまったものが、どれだけ大切だったかということも今となっては
十分すぎる位分かるのだけど
それは自然にこぼれ落ちる結末だったのだということも、今なら分かるのだ。
若い頃は、いろんなことが不足していた。
右往左往して、立ち往生して、進むべき道も漠然としていて、自分が何者なのかも
さっぱり掴めなくて。
わたくし達の手には水かきが無いのだから
器用に進めなくて当たり前だということも
それと同時に、一人一人がすごい可能性を秘めた人間であることも
今なら分かる。
だからこそこの手で何かを作りあげていたい。
この手からこぼれない落ちない何かを。
人間関係も、経験を積み重ね、年をとっていく自分自身が作品そのもの。
オリジナルの人生をこの先も楽しんでいけたらと思っている、そんな40代。


