素直な気持ちで | モカ族一家のワン⭐︎モモな日々♪

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モカ族のチワワっ子達+トイプードル+フクロモモンガとの楽しい暮らしと、てんやわんやな日々の日記です♪





5月3日、がっちゃまん酋長と



「とりあえずドライブに行っちゃえ」と車に乗りました。









あぁ、30日まで入院していた人とは思えません ( ̄ー ̄;






とりあえず住んでる場所から1時間ほど西の方へ進んで



立ち寄ったコンビニで行き先を決めました。






私達のドライブは、どこかへ走りはじめてから決まるという



計画性の無いものなので、このご時勢に



何気にガソリンも無駄使い (T▽T;)






福岡の前原市にある「白糸の滝」という名所へ行くことに。







標高530メートル程の場所からの景色です。










この日は天気が良くて、水を眺めてるだけでとても涼やかな気分。










上を見上げると、吸い込まれてしまいそうな緑と光。











私はもともとこの前原市の出身で (当時=糸島郡前原町)



小学校に入学する直前まで住んでいました。





白糸の滝は随分幼い頃に行った記憶がありますが



その頃の記憶は、子供達が何人も泳いでいて、とても雄大な



景色だった気がしていたものです。





よく夏場になると、素麺のCMなんかで見るような



岩場から子供達が飛び降りて、気持ち良さげに泳いでるような風景。











大人になって再会したその場所は、遊泳が出来るような場所などなく



その代わり、鮎釣りを楽しめるような場所が確保されてあり



それ以外の人達は、流し素麺や、焼きたての鮎などの食事に



舌鼓を打つ事が出来る、そんな場所がほとんどを占めていました。











時々、幼い頃の記憶が都合よく美化されていて



いざ数十年振りに現実を見てしまうと、驚くことがあります。






「こうであったらいいな」という気持ちの作用がどこかで記憶を



曖昧に、更に美化してしまうのかも知れません。










何気に突然決めた場所でしたが、私は連休前に色々思うことがあり



少し救われた気持ちになりました。





記憶は曖昧だったにしろ、昔見た風景に助けられたと感じました。



ここは、父、母、弟と来た場所で



昔、私達は確かにここに立っていたのだな・・・と当時の風景をも



そこで見た気がしました。






「今」にキュウキュウに締め付けられていた自分が



少し解き放たれた気分になれたのです。












幸せに満ちていた時も、苦しくて悲しんでいた時も



延々と変わらず在り続けた場所。



大人になる程、いろんな経験を積む程、甘える場所を失って



毅然とした態度を取りつつも



私はそんな場所を求めている自分を感じています。






人々の命が移り変わっても



威厳を保ちながら、変わらず在り続ける場所。



私達の記憶が曖昧になろうとも、会いに行けば受け容れてくれる場所。







迷いがある時、悩んでいる時



この景色のように変わらない「何か」を教えてくれる場所へ



また会いに行きたいと素直に思いました。