オマーラ・ポルトゥオンド 日本公演
日本公演を拝聴しに
3月20日 20:00〜 EX THEATER ROPPONGIへ。
1930年10月29日生まれ、45年に15歳でデビューしてから
70年以上歌い続けてきたオマーラのたたずまいを観てるだけで
ありがたい出来事を目撃している気持ちになって、胸にグッときてしまって・・
ステージ中央の椅子から離れてピアノに寄り添い
アップもバラードも優美に歌う
パワフルさとか正確さとかそういう肉体的なところから突き抜けた、優美さ。
何度も
「アリガトゴザイマシタ〜」って、愛らしく日本語で伝えたり
手拍子を求めたり
日本語で
さくら〜さくら〜やよいの空は〜見わたす限り〜
って歌ったり
客席にも歌うように促したり
ベテランの歌を聴かせるというより
一緒に音楽を楽しみましょっていう姿勢
もちろんノリだけではなく
歌唱の強弱や、エンディングをロング・トーンで8小節くらい聴かせる技
所々に惹き付ける表現があり、歌い続けてきたオマーラの歴史を感じるパフォーマンスでした
Roland Luna ロランド・ルナ(p) | |
Rodney Barreto ロドニー・バレット(ds) |
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Gastón Joya Perellada ガストン・ホヤ・パレリャーダ(b) |
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Andrés Coayo アンドレス・コアヨ(per) (1曲のみ奥山勝(p)) |
バンドも素晴らしく、ソロ演奏ではテクニックを見せつけながら
伴奏のときはオマーラの歌を立てるように柔らかに、伝統へのリスペクトを感じるプレイ
87歳のオマーラはリズミカルな歌を
昔のように力強くも動きながらも歌えない。
でも
身体が想うようにならない分
心はより深いところで、自由に踊っているような
包み込むような情を感じる歌声で
この場にいることができて幸せ〜って、何度も想ったライブでした
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