なんだかブログタイトルが大徳寺さんみたい。
この日の朝ごはんは晩杯屋 夜ごはんは上野の名前忘れた居酒屋にて
この日のメインイベントはランチなのでした。
(もちろん観劇がメインのメインです。)
マチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)の間に二時間半くらい時間があったのでずーっと行きたかった青春の一ページと言っても過言ではないHAITIへ
と言っても私が通った西新宿のお店は2件ともなくなってるので新宿サブナード店
学生時代、週に2回西新宿の校舎での授業があったのですがルームシェアしていたクラスメートとバイト代が入ったらハイチでドライカレー大盛を食べる日とファーストキッチンでベーコンエッグバーバーを2個食べる日が唯一の贅沢でした。
地方出の貧乏学生ですから昼食といえば基本おにぎりのみ
ランチで外食できるってだけで嬉しくて当時のあのわくわく感今でも心に残ってます。
当時、ハイチのドライカレーは本当に好きでその後、社会人になっても結婚して子供を産んだ後もなんとなく食べたくなって年に2回くらいは思い出した時に行ってたお店です。
今で言うキーマカレーですが当時はキーマカレーなんて言葉は世に広まってなかった。(私が知らないだけかもしれませんけど。)
お店に流れてる音楽とかお店のインテリアや装飾品は当時と同じような感じ。
当時は温玉のせってなかったよー
温泉玉子スペシャルキタ――(゚∀゚)――!!
大人になったので白ワインなんかも注文しました。
が、、、ワインより先にカレーが出てきた
それもゴーゴーカレー並みの速さで
ミニサラダか季節のアイスを選べたのでミニサラダにしたのですが器が大きすぎるのでもの凄くミニが強調されています(笑)
福神漬けもマニュアルで決まっているかの如く4切れw
上のカレーがなんだか中途半端に生ぬるい
むしろ冷たいと言っても過言ではない
あと店員さんの態度が飲食店で働く人の態度とは思えない
笑わない・目を合わせない・返事しないほかもろもろ
ほかの方たちへの接客とか見ててなんだかこっちがハラハラ
カレーの味も私がずーっと思い焦がれてたHAITIのドライカレーと違った。
でも、今でこそいろんなスパイス利かせたり個性を際立たせたカレーが沢山あって家庭でもいろいろアレンジできる時代だから当時はこんなもんだったのかなぁと思いなおしてみたり。(でも冷たいのは許さん!)
でもね!
HAITIと言えばコーヒーですよ!
当時19歳でコーヒーを飲めなかった私が飲めるようになったのはここの美味しいコーヒーがきっかけだった。
カレー食べなくてもコーヒーだけ飲みに行ったりもした。
コーヒーカップも当時と同じじゃないけどまあこんな感じだった。
シングルだとカップの半分くらい
お砂糖のタイプとラムの提供も変わってない。
コーヒーにラムを数滴垂らすとコーヒーとラムが混ざり合った香りがふぁーって広がって19歳の私にタイプスリップするはずだった。
『・・・・・・・・・ 』
まずいと言うか美味しくない。
ぬるくて薄い。
ラムなんて振っても振ってもなかなかしずくが出てこないしラムの香りなんてゴニョゴニョゴニョ
店員さんはコーヒーを運んで来た時にまだグラスにワインが3分の1ほど残ってるのに何も聞かずにグラス下げた。
なんだろう。
恋焦がれていた人に数十年ぶりにあったら自分が思い描いていたような年の取り方をしていなくてまあ、これが現実と言うものよって思い知った感情と似てるかな?
自分勝手に残してた記憶が時が経つにつれて美化されて自分で勝手にハードル上げちゃったんでしょうけれど行かなきゃ良かったかなぁ。
でも、もう一回食べたいなぁって思っていたのでその思いは成仏できたので良しとします。