新しい自転車の、シフトレバー(SB-R09)、フロントディレーラー、リアディレーラーにMICRO SHIFTを採用。
GRAN COMPE ZEROの廉価版。取り敢えず、シフトレバーだけ使用してみたかったのだが、店長の薦めでディレーラーも購入。新しいシクロクロス兼ツーリング用自転車に組み込んだ。
外観は、値段相応。レバーのプラスチック部分と金属部分が組み合わされているところに、隙間が。リアディレーラーの塗装に使用された黒色も今一つ。
取り付けは、レバーへのシフトワイヤーが通し難いのを除いては、普通。なお、フロントディレーラーは直付けタイプのみ。
で、調整。フロントディレーラーの調整が難しい。結局、ショップに依頼。2速、3速兼用のため調整が難しいらしい。フロントディレーラーは4段階、均等に移動する。
100km走っての使用感。上から握った感じは、シマノに近い感じ。
シフトレバーがブレーキレバーとは独立して着いており、ワイヤー巻き取り用のレバーは、カンパのように付いている。但し、カンパのように、そのレバーをブレーキレバーと独立して引くことはできない。そのレバーの上に短いリリースレバーが付いている。リリースレバーも位置・構造は違うが動きはカンパ的で、レバー状だがボタン操作のような感じで、ガチャンと変速する。
ブレーキレバー、シフトレバーともに、上から操作している分には、他のメーカーと遜色無い。
下から操作する場合は、シフトのリリースレバーが上のほうにあり、操作しにくい。ハンドルへの取り付け角度などで、改善されるかは不明。しかし、ブレーキレバーは、他のメーカーより横に張り出している感じで、引きやすい。
全てを組み合わせた変速性能は、カセットやチェーン、クランクのメーカーがバラバラのため良く分からない。シビアな性能は求めず、乗っている分には、今のところ問題なし。
用途としては、ツーリングや、通勤といったところか。少なくとも、リリースレバーの位置から考えると、レース向きでは無い。
200km走っての使用感。
ブレーキを引いた後、指切りグローブの指の切り口が、レバーと本体の間に挿まりやすい。
フロントディレーラーのワイヤーを固定するネジの固定力が弱い感じがする。緩みやすいのかもしれない。レバーを空打ちしたら、ワイヤーが外れてしまった。
フロントディレーラの操作がしやすい。