第14回日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)を完走するために、前回の完走記を基に考えたこと。
第13回の時に書いたものを編集しているため、前回書いたものが色々と残って読みづらいかも。
0. レース計画
基本的には、平坦地、下りは走り、登りは歩く。スタートから広徳寺、変電所から今熊神社、西原峠手前、第三関門の手前からゴールの区間は力を入れて走る。明るい内に、出来るだけ距離を稼ぐ。
1番目のトイレポイントでおしっこをする。
休憩はしない。
バッグは極力下ろさない。
ステッキは、膝が痛くなるまで使わない。ステッキは携帯しない。
実際のレースでは、スタートから広徳寺までの混雑が予想以上で、思いっ切り走ることができなかった。スタート位置はもっと前のほうにすべき。12時間完走のプラカードの前位。西原峠の手前で暗くなり、思うように走れなかった。夜間走行の練習が必要。
おしっこよりも今回はウンコで悩まされた。休憩らしい休憩は結局とらなかった。
バッグを下ろしたのは2回。ハイドレーションシステムと、ポーチを大きめの物にすることによって、バッグを下ろすのは、第2関門だけにすることが出来るだろう。
今回は、膝がほとんど痛むこともなくステッキを使う機会はなかった。タイツのおかげか。
1. 服装
上は、ポケットにヘッドランプを入れ、暗くなったらすぐ取り出せるようにすることと、体温の調整ができるように、フルオープンのファスナーが付いた自転車
用の半袖ジャージ。寒くなったらアームウォーマーと手袋で対応する。下は、膝の保護を考え、サポート機能あるタイツ短パン、ポケットはゴミ入れに。シューズはトレイルラン用の物。その
他、額からの汗と、あめが目に入るのを防ぐための帽子。靴の中に、石や泥が入らないようにスパッツ。汗を拭くためのタオル。
上:自転車用半袖ジャージ(ウィザード)、自転車用インナー(パールイズミ)
下:タイツ(ワコール CW-X)短パン、インナー(ユニクロ)
シューズ:ゲルフジ(アシックス)。
その他:帽子(アシックス)、ショートスパッツ(モンベル)、五本指ソックス(アシックス)、タオル(登山用品店で購入、首に巻いておいた、使わずじまい)
レース中、この服装で特に問題は無かった。自転車用のジャージは、高機能な素材を使ったもので、体にぴったりした物にしたほうが良いかも。
2.バッグ
バッグはとにかく軽い物。レース中はバッグを降ろす回数を極力減らすため、補給食はポーチに入れ体の全面に装備する。
スピードライト10(ドイター):メインのバッグ、350g(?)
大きいポーチ(アートスポーツで購入、肩掛けに付けるタイプ):補給食+ゴミ入れ
小さいポーチ(アートスポーツで購入、肩掛けに付けるタイプ):サプリ入れ
結局、バッグを降ろした回数は給水を含め2回、作戦通り。バッグにはステッ
キなどを固定する機能無し。工夫して、何とか外に固定できるようにした。我ながら良い出来。大きいポーチは、カーボンショッツやパワーバーなどを、縦に入
れるとちょうど良い大きさ。蓋もマジックテープでつけるタイプで、開け閉めが楽。しかし、小さいポーチは小さすぎて、使い勝手が悪かった。小さいポーチ
は、大きいポーチと同じタイプの物に交換する必要がある。
3.持ち物
持ち物は、重さを基準に選択。雨具は、良い物を。雨具のズボンは撥水性のある防寒着と兼用。
防寒着:ULウインドパンツ(モンベル)、アームウォーマー(ナイキ)、手袋(ランニング用)
雨具:ピークシェル(モンベル)、270g
水筒:1.5ハイドレーションシステム(キャメルバッグ、第2関門までこの水のみ)、1L水筒(プラティパス)
照明:8LEDヘッドランプ(エバニュー、メイン)、 3LEDヘッドランプ(ナショナル、バンドを
外してザックの腰の部分を固定するベルトに装着(サブランプ))、1LED手持ちのライト(登山用品店で購入、ス
プラットが付けてある)
予備電池:オキシライド乾電池単4×3本、単3×1本(結局、使わずじまい、ナショナルランプ用予備電池は無し)
その他:地図、
小さいナイフ、ティッシュ、買物袋(ゴミ入れ)、 絆創膏、テーピング、貴重品
検討の余地有はまだあるが、ほぼ完璧な装備。ただ、雨具を、撥水性のあるウインドブレーカーにすれば良かったかなという気持ちもある。ウインドブレーカーが雨具として認められるのかどうか疑問は残るが。
4. 補給食、サプリ
補給食は、約5km毎に補給する。空腹感があると走れないので、ジェルタイプの物と、固形の物を交互に使う。一口羊羹は気分転換に。その他のものは適宜使用する。
ボーンエクストラバー:4本(3本使用)
パワーバー:1本(1本使用)
カーボンショッツ:4本(3本使用)
パワージェル:2個(2個使用)
一口羊羹:1個(1個使用)
アミノバリュープロ:3袋(2袋使用)
DHCクエン酸:4本(3本使用)
塩あめ:5個(0個使用)
ハイドレーションバック1.5L(ジャパンサプリメントのV-one クエン酸500mL用2袋を1.5Lに溶かしたもの)
水筒1L(SAVAS BCAAウォーター 1L用を1Lに溶かしたもの)
今年は全然固形物が喉を通らない状態、1本食べるのに15分程度かかっていたはず。去年の反省で、補給食はカーボンショッツを中心に構成した方が良いと書いているのに。
V-oneについては甘すぎてダメ。BCAAウォーターは規程の希釈でも飲みやすかった。第2関門では、V-oneの余りの甘さに耐えかねて普通の水を補給。ここは、エネルギー補給ということも考えると、ポカリにしておくべきだった。
水の量は全体で2Lで良かった。去年より暖かかったため去年と同じ2.5Lにしたが、結局第2関門まで去年と同じ1.5Lしか使わなかった。