第59回 富士登山競走 | 仕事もせずにプラプラ -何かいいことないかな-

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50代になっても、満足できないのです。

第59回 富士登山競走。
細かいことはぬきにして、久しぶりに満足行く結果が得られた。

富士登山競走は今回2回目の参加。去年は、フルマラソンとハーフ、10kmそれぞれ1回ずつしか参加したことが無いにもかかわらず、雑誌の記事にそそのかされ参加。何とか完走できたものの、8合目以降で酸素不足により撃沈されてしまった。今年の目標は、休まず歩き続けること、4時間できれば去年より30分短縮の3時間45分を切ること。練習も、最終調整も完璧。ちょっと自転車に時間を取られた感はあるが。

週間予報では雨の可能性の高かった大会当時、良い天気に。
朝から、暑い。服装は何時もの自転車用のジャージに、ランパン(上りのレースにサポート機能のついたタイツはあまり効果が無いと思い始めたため)、帽子、手袋(5合目から使用)、アームウォーマー(7合目付近から使用)、ニューバランスの練習用シューズ(踵が完全に減っているもの)。
持ち物は、カッパというか富士登山競走オリジナルゴミ袋、財布(カードと札と、トイレ用の百円玉)、パワージェル2個(レースで1個使用)。

スタートは、今年から前年度の完走者が前の方からスタートできる仕組みに変わった。取り敢えず、私も去年完走しているので前の方からスタートできる。そのおかげで、スタート直前までトイレに行くことができた。スタートラインに列んでから色々あるが省略し、無事スタート。

去年と違い、走りやすい。スピードに差があるにせよ、お喋りしながら道を塞いで走っている奴等はいない。最初の内は私も、軽快に走っていた。しかし、北麓公園の裏側(?)あたりで、1000番台、2000番台の人たちに抜かれ始めると、体に異変が。体が重い、苦しすぎる、去年は何ともなかったのに。馬返しまでは歩くわけにはいかない。中の茶屋を過ぎ、ますます苦しさが。暑さのためか。しかし、去年はこの辺で既に歩いている人が結構いたのに、今年はほとんどいない。体の調子は良いはずなのに。が、馬返しに到着し原因が判明、オバーペース。去年より手持ちの時計で5分速かった。

馬返しから5合目までは去年と同じように、走りやすい区間だけ走り、残りの区間は歩く戦法。が、この辺りも去年と違う。去年はこの辺りでもかなりの人数をパスしたはずなのに。あまり順位を上げられない。去年の完走者といってもほとんどが4時間台のはず、実力は同レベルか。

5合目からは、ちょっと自分が変わった気が。去年と違い人がまばらなこともあり、ガシガシ前に進むことができた。が、何回も足が攣りそうになり、ストレッチしながら歩かなければならなかった。意欲も十分、何度も出てくる8合目にも惑わされることは無かった。

何の地点で飲んだのかは忘れたが、コカコーラ、美味しかった。

8合目以降、酸素不足に悩まされたが、呼吸法を息切れしたときのようにゼーゼーするようにすることで解決。強風で、呼吸ができなくなり意識が飛びそうになることもあったが、8合目より山頂まではあっと言う間に着いた感じ。

が、山頂は風が強く、一瞬にして体温が奪われる状況、ゴールした余韻に浸る間もなく撤収。今年は山頂でのんびりしようと思っていたのだが、残念、残念。

タイムは3時間40分弱、去年より35分の短縮。スータート方法の変更に助けられた感じの結果。今回のスタート方法私は良いと思うのだが、来年はどうなるのか。

それにしても、今回は何か時代が変わったというようなレース結果だったような。山岳レースもかなりスピードアップするのでは。